イタリアの物価は?

記載された円貨は、2020年の為替と物価です。為替も物価も変動します。

1990年頃のイタリアの通貨はリラでした。本当に物価が安かったです。バスもコーヒー(エスプレッソ)も60円。外食しても2000円もあれば、パスタにお肉。(因みに、その頃のスペインは更に安かったです)列車もフィレンツェーミラノ間は特急で3000円位。紳士用の革靴(底も革使用)で10,000万円も出せばグレードの高い物が買えました。物価はどんどん値上がりして、通貨EUROになって一気に跳ね上がってしまいました。特に家賃の値上がりが生活しているものにとって大きな問題です。

2020年現在では、平均的なレストラン(高級店ではありません)での食事は、前菜、パスタ、肉(又は魚)とやると、40EURO(約5,000円)はします。家賃は、ミラノ中心から外れたところでも1,000EURO(1DK)はします(家賃の他に共益費があります。この広さで100~300EURO取られます。)。中心に近いと3,000以上は当たり前のレベルです。

ドイツのベルリンの友人が言うには、ベルリンだとその広さなら600EURO位からあるとの事です。(ドイツでも都市によって大分家賃は違うとの事)光熱費も高いです。東京と比べて安いと感じるのは、食品と交通費くらいかな?イタリア人の給与はそんなに良いのか?そんな事はありませんね。税金や保険が凄く高いので手取りの平均は1000~2000位です。(125,000円~250,000円。業種やポジションに依って違います。高給取りもいるし、もっと低い人もいます。この数字は一番多い割合)そんなんで、どうやって暮らしていくのか?まわりのイタリア人は、アパートで暮し、車や原付までもっています。(ガソリン代は日本より高いです。しかし、高速代は無料に近いレベル)携帯も新しいのを毎年の様に買い替えてるし、夏はバカンスで2~3週間旅行へ行きます。その給与でどうやってるの?って感じですよね。

アパートは、カップルであったり友人とシェアしている場合が多いです。貯蓄率は低いです。昔の江戸っ子(宵越しの金はもたない)ではありませんが稼いだお金は使う主義ですね。考えてみると当たり前なのかもしれませんね。何の為に働くか?生活をエンジョイするためですね。でも、このご時世、将来の為とか老後の不安がありますからね。イタリア人の様にお気楽に考えて暮らせるといいのでしょうが、中々、そこは簡単に割り切れるものでもありませんね。

イタリアでも都市に依って物価に大きな差があります。ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベネチアの四都市は、群を抜いて高いです。ミラノは、地下鉄が数本ありますから、多少、街の中心から外れていても不便ではありません。中心から離れていれば家賃も下がります。フィレンツェは、バスとトラムがありますが、バスは夜間遅くなると極端に本数が減る又はなくなるので不便です。しかし、街が小さいので自転車が便利です。(盗難が多いです。鍵は大き目のものを鉄柱等にくくりつけましょう。)

イタリアでの暮しは、余計な出費が少ないと思います。(平均的なイタリア人に関してです。)イタリアにはコンビニがないんですよね。(近頃は、24時間営業の小さなカルフールが出来ましたが。スーパーの小型版です。)あれば便利なのですがね。でも、仕事が終わってコンビニ、駅で降りてコンビニって感じで毎日の事なので結構な散財になりますよね。(日本を離れて生活してみて気が付いた事の一つですが)外食も高いので家で自炊すると大分安くなります。仕事が終わって飲みに行くと言うのはイタリアでも多いです。

ハッピーアワーと言うのがあります。大体夕方位から20時位までです。(イタリアの夕飯は21時頃が多いです。)ハッピーアワーの時間帯は、おつまみセットって感じでアルコールドリンクに色んなつまみがつきます。ミラノでも地域に依って値段は様々ですが、大体10EURO前後が多いと思います。(高級ホテルでもやっていますが、高いです。質はよいです。)つまみと言っても場所によってはかなりボリュームがあり、それだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。(夕飯の必要なし)イタリア人は、普段はあまりお金を使わないで、たまの週末やバカンスに充てると言う感じが多いと思います。

追記 ↑を書いたのは2020年です。現在、2022年12月 コロナ禍の反動で物価は高騰しています。どこの国でもそうですが、物価を調べるには出来る限り最新の情報を入手してください。