航空会社との相性- 1

荷物が来ない?

航空会社との相性ってある? 経験から言ってあると思います。

目的地の空港に到着してスーツケースが出てこない、こんな経験をされた方も少なくないのでは。ロスバケ(ディレイバッゲージ-: 機内預け荷物の到着遅れ)と言われるケースです。

仕事でヨーロッパ内や日本へ頻繁に行き来していた頃は、何度かこれにやられました。幸い完全なる紛失には至った経験はありませんが、それにしても厄介な事です。その内、”トラウマ”になり、飛行機に乗る度に心配になり、荷物が出てくるまで ハラハラどきどき”ちゃんと出て来るだろうか”と心配ばかりしていました。

一番多いのは、乗継便がある場合だと思います。乗り継ぎ地で十分な時間がない場合は搭乗には間に合っても荷物は間に合わないケースがあります。余裕を持って乗り継ぎ地で2時間のトランジットでその後の便を選んでも、最初の出発便が遅れたらその2時間のトランジット時間は消えてしまいます。そして、到着地ではロスバケ(ディレイデリバリー)となるわけです。

”そんな事を心配していたら飛行機にのれないだろう!”その通りですね。ロスバケを出来る限り回避する方法としては、直行便に乗るか、又は経由地で十分なトランジット時間を取る便を選ぶと言う事になります。一番確実なのは機内持ち込みで全て済ますと言う手段ですが、近頃は、機内持ち込み荷物の寸法や重量が厳しくなっているので、余程短期間の旅程でないとそれも難しくなりました。

一般的には、各空港は乗り継ぎギャランティーのミニマム時間があるそうです。例えば、フランクフルトは1時間?、パリは45分?は空港当局がギャランティーすると言う事です。そのトランジット時間内であれば空港は責任を持つと言う事らしいです。しかし、アメリカでテロがあってから手荷物検査等が厳しくなりギャランティーの話は聞かなくなりました。現在に至ってはコロナ禍で更にチェックインまでにも時間が掛かる様になっています。どちらにしても十分な時間を持った乗継便を選択する事ですね。

十分な乗り継ぎ時間を取ったにも関わらず出発便が遅れた為にロスバケの被害にあった。これはもう運しかないのでは? それと

”航空会社との相性”があると思っています。イタリアに住み始めた頃は、ライアンエアーがイタリアに就航したばかりでLCCが未だ普及していませんでした。住んでいたのがフィレンツェだったので日本への直行便もなく、ヨーロッパ各地への便はあったもののフィレンツェ間は割高でした。選択がない事から当時はアリタリアを多用する事になるわけです。

アリタリアは、イタリアのフラッグシップキャリアで日本で言えばJALですね。経営状態が昔から既に悪く(どこの国でも国営は経営体質が悪くなる)、その後も、エアフランスグループ、ルフトハンザ、エティハド等との提携やスポンサーシップを目指したり行ってもらったりしましたが、経営破綻、累積赤字が物凄い額となっており現在は国営となっています。様々な企業が救済プログラムや改革案を提示してやってきた様ですが、その都度、アリタリアの労働組合が立ち塞がり断念されています。

どうもこのアリタリアと相性が悪く何度も酷い目にあいました。

話が長くなるので次回のブログで記載します。