イタリア生活

イタリアの歯医者 イタリアは治療費がとんでもなく高いので要注意

(写真はdentalproより)

イタリアの歯医者は、個人医や歯科医チェーンがあります。上の写真の様に大手チェーンはお洒落な感じの内装です。

治療する前に問診を行いスケジュールを作ったりします。スケジュールは、ほぼ一方的に決められてしまう感じです。治療を始めていくと、どんどんスケジュールから遠回りされる事が普通にあります。治療して欲しい歯は後回しにされ、違う歯を治療して、最後に治療して欲しい歯を治療したりします。イタリアは、歯医者の治療費がとんでもなく高くなります。イタリアで虫歯1本の治療(3度の治療で削って詰め物だけ。麻酔あり)に10万円掛かったと言われても驚きません。日本で同じ様な事を実費でやった事がありますが、3回の治療で2万円以下でした。

多くの人は知り合いの紹介等で歯医者へ行きます。それでも高価ですが、紹介が無い歯医者に行くと、とんでもない金額を請求された話も聞いた事があります。それなら、ちゃんとした請求をする歯科医へ行けば良いと思いますが、そんなところはないのです、どこも、イタリアの歯医者は大変高価、その中でも知り合いなら、多少融通を効かせてくれる程度です。

健康保険も適用される事になっていますが、保険適用だと数か月先の予約、実態としてはどこの歯科医も保険治療を受けないのです。

バカンスを兼ねてクロアチアやリトアニア辺りに歯の治療に行った話なども聞いた事があります。その辺りは、日本よりも安く、技術的にも悪くないそうです。

日本人の人は可能な限り、日本で歯の治療を済ませる事を強くお勧めします。例え、保険が無くて実費でもイタリアで歯の治療をするよりも遥かに日本の実費の方が安いです。

”ご自身で乗り継ぎ”のチケットに要注意 

飛行機乗り継ぎには時間が掛かります。飛行場の広さや検査の厳しさ等でも異なりますが、最低でも乗り継ぎで2時間程度の余裕のある便を選びましょう。ご自身で乗り継ぎは、アンタッチャブル。

格安航空券で自身乗り継ぎに要注意

コロナ禍からの反動、世界中で異常なインフレ、燃料高騰、ロシアとウクライナの戦争そして円安。大きな要因が重なり、嘗てない程に航空券が高騰しています。特に、日本発着が高くなっています。

ヨーロッパの往復は、中東経由(中東の航空会社)だと往復でエコノミークラス10万円以下が当たり前でした。それが、30万円近くの値段になっていました。(2023年3月。日系だと40万円近く)コロナ前と比較すると3倍から4倍の値段になっていました。

”ご自身で乗り継ぎ”と言う航空券があります。格安を超えて破格の値段(2023年3月の相場。普段なら高過ぎ)の物もあります。普段はこの手のチケットは決して手を出さないと言うか、購入した事が無かったのですが、今回は買ってみました。値段に釣られて買ってしまったと言うのが本音です。

出発地は南欧のニースで到着地はベトナムのダナンです。 ニースーイスタンブールーシンガポールーダナンとなります。経由地はイスタンブールとシンガポール。ニースからシンガポールまでは預けてあるバッゲージはスルーとなります。しかし、シンガポールで”自身で乗り継ぎ”の為に預け荷物をピックアップして再度チェックインしなければなりません。時間的には、シンガポールで3時間半あったので何とか間に合うだろうと思ったのが浅はかでした。

頭の中でシンガポールの空港に到着して荷物をピックアップして再びチェックインのイメージを浮かべました。まぁ、3時間半あれば十分だろう、なんて思っていました。普段乗り継ぎは広い空港でも2時間あれば大体乗り継ぎは出来ます。”自身で乗り継ぎ”を甘く考えていました。

ニースからの出発は問題なく時刻通りでしたが、イスタンブールからの出発が1時間半遅れていました。シンガポール空港に到着は予定より1時間半遅れでした。到着して降りるまで結構時間が掛かるんですよね。💦 飛行機が滑走路を走って中々ゲートに到着しません、ゲートに到着して降りるまでに30分近く掛かりました。これで2時間を使ってしまいました。残りは1時間半しかありません。しかし、ここからがまた長い道のりでした、肝心な事を忘れていました、一旦、外に出ないとならないのです、その為には税関での入国審査やラゲージのピックアップもあります💦。

入国審査が長蛇の列💦、そして、事前にエントリービザが必要になっていたんです。大💦 取ってなかったので入国審査前にあるコンピューターで係員の指示に従って入力してVISAを取りました。(流石シンガポール。ヨーロッパとは違い親切丁寧)そして、入国審査を経て、次は荷物のピックアップ、こういう時に限って中々荷物が出てきません、時間はどんどん経過します。残り1時間位のところで荷物が出てきて、急ぎ、チェックインカウンターを確認なのですが、シンガポール空港のまたでかい事。到着していたターミナルにはダナン行きはなく、インフォメーションで聞いて、なんと、バスで移動。漸く、目的のターミナルについて、とにかく、走りまくって(こんなに走った事はないほど)チェックインデスクに到着した時は出発40分前。出発40分前だとチェックインさせてくれません。何とか頼み込んでもダメでした。一日一便しかなく、結局次の日の同じ便に予約を入れてもらいました(格安チケットなので有料)。その日は、仕方なくシンガポールに予定外の宿泊です。買いなおしのチケット代、タクシー代や宿泊代を考えると、最初からシンガポールーダナンは別の余裕を持った時間のチケットを購入するべきでした。不幸中の幸いなのは、シンガポールーダナン間での問題発生でした。これがイスタンブールからシンガポールだったら再び高いチケットを購入しなければなりませんでした。とにかく、安易に”ご自身で乗り継ぎ”チケットには手を出さない事をお勧めします。SKYSCANNER辺りでもこの手のチケットはガンガン売っていますね。

それと、本題とは関係ないのですが、近頃 Eビザが増えています。国に依っては事前にパソコンや携帯等から入国する為の申請が必要です。国に依っては到着した際に取得できますが、国に依ってはそれが事前取得してないと入国出来ない事があります。最悪の場合、知らずにチケットだけ購入して空港でチェックインする際に、搭乗拒否されるケースもあります。必ず、事前にチェックしましょう。

イタリアの物価ー2

イタリアの物価ー爆上げが続いています。大幅な物価高に対して賃金上昇は追いつかず。

*物価や為替は変動が激しいのでご注意下さい。(記事は2023年春)

COVID-19以前と比較して公共料金の値上げはイタリアでは2倍とか当たり前になっています。その他でも、なんで?って思えるものが大幅に値上がりしています。 ”イタリア式 ボッタクリ便乗値上”げです。

イタリアで暮らし始めたのは1996年の12月から当時はフィレンツェに住んでいました。イタリア リラの時代(ヨーロ統合前)バスは90分乗り降り自由で何と約50円でした。2016年の9月からミラノで暮らし始めました。地下鉄の切符は1ユーロでした。そして、一日券が3ユーロでした。ミラノの公共交通は、地下鉄、トラム、バスがあります。チケットは共通で使用出来て更に60分以内であれば乗り降り自由と言う非常に優れものでした。

2023年の春(頻繁に料金が変更されますので注意)においては、交通機関共通でが利用出来て60分から90以内乗り降り自由へと時間延長ですが、更なる値上げに。(料金や時間の変更は頻繁なので購入時に要確認。時間切れで乗車していると検札が来た際に罰金となります。)

1.1回券 2.2ユーロ (90分利用可能)

2.一日券 7.6ユーロ

3.3日券 13ユーロ

酷い値上がり幅です。

例えば、東京の地下鉄初乗りが150円だとして、5年後に一気に300円になった感じだとどう思いますかね?(東京と大阪の地下鉄料金は世界最高水準に高いです。しかし、一気に上がったと言うより元々高かったんですよね。)勿論、ミラノの公共交通も一気に上がったわけではありません、例えば一日券、3ユーロから4ユーロ、そして5ユーロ、7ユーロで7.6ユーロ(少し誤差があるかもしれませんが)、僅か5年の間にこんなに頻繁に値上げしたわけです。

イタリアは、日本と異なり、一般的には職場からの交通費の支給はありません、自腹になります。

定期券は2016年では35ユーロだったのが、2023年では39ユーロです。(26歳以下はもっと安いです)こちらはそれ程値上げされていません。普通にチケットを購入する人は観光客なので観光客をターゲットにした値上げ大きいですね。それと、定期券を他のチケットの様に倍以上の値上げをしたら凄まじいストライキの嵐となりますからね。それにしても凄い値上げで、出張で日本から来た人達はこの値上げ率に驚いています。

レストランもかなり値上げされています。

ミラノのレストランの値上げ

先日、南フランスのニースに1週間程居たのですが、ニースの方がミラノよりもコストパフォーマンスが良かったです。宿泊は、アパートを1週間程借りたのですが、ニースの方がミラノより安いですね。ニースの方が労働者の賃金は遥かに高いですが、宿泊代、外食費もコストパフォーマンスは良いです。

ミラノの外食代の高騰は酷いと感じています。マルガリータのピザ(水牛のモッツアレラとフレッシュトマト)15€、ミネラルウオーター 3€、席料 2€で合計20€でした。COIVD-19前と比較して2~3割も上がっていると思います。日本円で3000円(2023年のレート)近いです。ミラノのレストランで席について食事するのに一番安いレベルでこの金額です。

こちらは牛のすね肉 オッソブーコです。ポテトのローストを別に注文して40€、これにミネラルウオーターと席料で45€です。日本円で6500円位ですね。

これにプリモピアットとデザート付けたら、10,000万円にはなります。因みに、このレストランは高級ではなく、中級以下のレベルです。テーブルクロスもなく、紙のランチョンマットです。このレベルのレストランで夜は平均で10,000円以上と言う事になります。日本円が安くなった?だけではありません。現在の為替レベル(2023年3月)よりも円安ユーロ高になっていた時期は沢山ありましたが、ここまで値段が上がった一番の原因は、各レストランが大幅のに値上げしたからです。ホテルや宿泊所もそうですね。 しかし、労働者の賃金上昇率が僅かなのにこんなに値上げしてしまって、需要が続くのか心配です。

イタリア チップとサービス料

国に依ってチップが必要な国があります。アメリカのサービス業はチップが給与の一部と考えられています。アメリカのホテルやレストランではチップの催促をされた経験があります。荷物を運んでもらってチップ、部屋に案内されてチップ、タクシーを頼んでチップ、ドアをあけてもらってチップ、タクシー料金に追加のチップとチップだけでもかなりな額にになってしまいますよね。

イタリアではどうなのか? よく聞かれますが一般的にはチップは必要ありません。何か特別な事を頼んだり、ルームサービスを頼んだりと言う時にチップを少し渡す事はありますがそれ以外はありません。(連泊する際に枕銭に0.5~2€を置く事もありますね。これは全く個人の自由です。)

チップはありませんが、ホテルの宿泊者へ税金が加算されます。ホテルのグレードによって異なりますが、大体1泊で1~5€。

前置きが長くなりましたが、今回はイタリアのレストランのチップに関しての話です。基本的にイタリアのレストランではチップの支払いは必要ありません。レストランにはcopertoと言うのがあります。これは席料ですね。レストランのグレードによりますが、1~5€ 食事された料金に加算されます。大体のレストランではパン等が出されますが、それらは無料です。Copertoがあるから、それに含まれていると認識されている方もいる様ですが、それは違います。パンも何も出ないところもあります(日本食店やイタリアン以外のレストランでは何も出ないところも珍しくありません)、それでも、copertoは請求されます。copertoは各人に対して請求されます。例えば、4人でワンテーブルであれば4人分のcopertoが請求されます。何も注文しないで会話だけの為にそのメンバーにいる人もいます、そんな時はウエイターから何も注文をしないのであれば店を出て下さいと言われます。それは当たり前の事ですが、そんな道徳心と言うか店に対しての最低限のリスペクトもない人はどこでもいます、そんな人は退場するべきです。

食事料金に対してのcopertoはアメリカのチップと比べると大分小さいです。アメリカではチップは従業員の給与の一部ですが、イタリアのcopertoは店の利益の一部になります。

チップ制度のある国から来られた人が、イタリアはチップ制度がないのでサービス料的なものは支払わないで良い、だからcopertoなるものも払わない、と勘違いされている方が時々います。copetro料金はメニューに記載されています。coperto料金は絶対に支払わなければならないものです。

全てのレストランと言うわけではありませんが、一般的に昼はcopertoを取らないところが多いです。(昼でも土日は請求するところが多い)

それと、稀にあるのですが、coperto 以外にサービス料を請求するところがあります。それらはメニューに記載されている筈なので注意が必要です。観光客が多い名所周辺はその手の店が多いので事前にgoogleのクチコミ等で調べた方が無難です。観光地でも人気店はその手の事はしません。メニューに記載されていれば支払わなければなりません、逆に記載されていなければ支払わなくても良いわけです。(小さな字で記載されている場合もありますので注意。グーグルの口コミで調べた方がいいです。

観光地に多いボッタクリ レストラン

酷いところだと、サービス料と席料とcopertoを請求するところがあります。但し、これもメニューに記載されていれば後の祭りです。メニューに記載されていないのにサービス料や席料を取られた場合はクレームをするべきです。(フィレンツェで一度経験がありました。会計する各客がもめているので気が付きましたが、後の祭りです。)

日本人がローマのレストランで10万円請求されたとかニュースに出た事が何度かありましたね。それはボッタクリです。イタリアはボッタクリがあるので要注意です。大体が、観光名所にあるレストラン(料理は不味い)(呼び込みしているところは要注意)。客に高いワインを売りつける、又は、言葉がわからないのを良いことに勝手に高いワインをあけてしまい、あなたがオーダーしたから開けた等と言う。請求書には食事代(食事代はメニューに記載されているのでボッタくれません。)ワイン代(超ぼったくり)、そして、サービス料と席料を20%とか取ります。

出来れば入る前のグーグルのクチコミで調べると良いです。

元々、非常に高い席料を取るカフェやレストランも多く存在します。例えば、ベネチアのサンマルコ広場、フィレンツェの中心街で景観の良いカフェ、ローマのスペイン階段やベネチア広場周辺 その様な場所のカフェはとても高い席料を追加するので要注意です。他でカフェを飲めば5€程度で済むところを、その様な場所だとカフェ一杯で20€取られる事も珍しくありません。これはボッタクリではありません。その様な景観の中でならこの値段でも良いと考える人も少なくないのです。観光地のカフェは席について飲むと席料が掛かります、しかし、立ち飲みであれば席料は掛かりません。ウエイターは大体、席に着くように案内しますが、しっかりと断れば問題ありません。しかし、観光に疲れたら、座って飲み物を飲みたいものですよね。そんな時は腹を決めて、ま、高くても今回はいいやと思って飲めば納得出来ると思います。気持ちの問題ですよね。

イタリアの銀行

知らないと大変な事になる。

Banca Intesa San Paolo Milano – ここでよく店の両替(小銭の補充)をしてもらいました。笑

イタリアの銀行は最悪と言う表現が最も相応しいと思います。出来る事なら使いたくありません。対応はかなり横柄であり時間が掛かり、手数料も高い。残念ながらどこも一緒なので銀行を変えても解決しません。

銀行は市民生活に必須なわけで、公共性が非常に高いものです。従って、市民生活に寄り添う形で存在するべきだと思います、が、イタリアでは全くその様には機能していません。

日常でも、例えば2000€引き出そうとATMでやると現金がありません(笑)冗談の様なメッセージが出る事も珍しくありません。で、窓口に行っても現金がそれだけないと言われた事があります。(笑)(口座に依っては、一度に引き出せる金額や月に引き出せる限度額が異なります。)

コンピューターが止まってしまって何も出来ませんと窓口で言われた事も何度かありました。因みに、銀行はUNICREDIT欧州でも10指に入るメガバンクです。

イタリアで生活する上では銀行口座はどうしても必須となりますね。お勧め出来る銀行はありませんが、ATMが多いのはUNICREDITとBANCA INTESAです。

イタリアの銀行は、年間で100€程度の手数料が掛かります。これは銀行や口座に依って違います、例えば、年間の手数料は安くても現金引き出しや残高確認に手数料が掛かるとかあります。ただ、大体年間100€位は掛かると言う点では同じです。

どこの銀行もオンライン口座もあるので、オンライン口座を選択すれば手数料はかなり抑えられます。N26銀行と言うドイツ本部のオンライン専用銀行もイタリアにあるので便利です。(N26銀行は口座開設簡単なのでお勧めです。デビットカード機能があり、マスターカードのマークのあるATMで現金を引き出せます)

注意する点としては、どこの銀行も現金の入金は出来ないと思った方が良いです。日本だと10万円だろうと100万円だろうと問題無く現金入金出来ましたよね。(何度かやっていますが、問題になったことはありませんね。ただ、毎月、数百万円とかの現金を入金するのは、その現金入手の証明がないと問題になるかもしれませんね。)

イタリアでは、送金手段以外でのお金の入金は出来ません。しかし、技術的には可能です。ATMに現金を入金する箇所があります。実は、それに従って、半年に渡り毎月2000EUROずつ現金で入金しました。その後、銀行より連絡があり、入金した現金の出処証明を出してください、との事でした。それに関して、以前から家に現金をまとめて置いてあった分を2000€ずつ毎月自分の口座へ入金しただけですと伝えたところ、口座を強制的に閉じられてしまいました。これには本当に驚きで酷い目にあいました。急遽、他行でオンライン口座を開設してそちらに移しました。

イタリアは、日本と異なり脱税やマネーロンダリングが非常に多かった国です。イタリアだけではなく先進国はどこでも現金の取り扱いに非常に厳しくなっています。日本の様に未だに現金で色々と決済出来るのは、日本と言う国がそれ程までに安全であり信頼出来る国と言う事ですね。海外からの観光客等がよく日本はカードが使えないところも未だ多く不便、日本は先進国なのに遅れている、等との記述を目にしますが、確かに不便さはありますが(日本の金融庁の規制が多過ぎるのも事実)、決して遅れているのではなく、それ程に日本は安心、安全だと言う事ですね。日本でも勿論、脱税する人は多いですが、イタリアは、個人事業主の殆どは脱税していると言っても過言ではありません。1000€以上の支払いは現金は不可の法律もありました。(3000€にしたのか?)それ程、現金決済に依る脱税が横行していたわけです。脱税やマネーロンダリング等を取り締まる事から現金決済、現金での入金を厳しく取り締まっているわけです。

銀行口座を開くのであればオンライン口座の選択がよいです。ビジネスをする方は会計士に相談して口座を作るのが良いと思います。

海外でどんどん進化する日本食

今回は、ヨーロッパで生まれて発展した日本食レストランをご紹介します。

寿司、刺身以外での日本食店wagamama UK

1990年頃までのヨーロッパでは、日本食レストランと言えば日本人経営しかなかったと思います。(当時、筆者は英国在住)日本はバブル絶頂期の頃でした。日本料理店はどこも、高級料理店のイメージでした。お客さんの多くは日本人観光客や日本人駐在員とその家族と言ったところでした。はっきり覚えていますが、1990年ロンドンの某日本食レストランにてすき焼き定食が1万円してました。(一人用のすき焼き定食です。)牛丼は4000円。それでも当時、そのレストランを始め、他の日本食レストランも何時も日本人客で一杯でした。その後、日本経済のバブルは破裂してそれらの日本企業経営の日本食レストランの多くが撤退又は、閉鎖となりました。その後、出てきたのが日本人以外の経営に依る日本食レストランです。

WAGAMAMA FACEBOOKより
wagamama by ubereatsより

そんな中で1992年ロンドンでWAGAMAMAがオープンされました。(wagamamaは日本語でselfishと言う意味。自由気まま)香港出身者に依って創業。それまでの日本食レストランは、内装も日本一色と言うところが多かったのですが、WAGAMAMAは、洋風な作りの中に和風を感じさせるスタイリッシュな全く新しい感覚の日本食レストランでした。大ヒットで連日、日本人だけでなく、ロンドン在住のアジア系、そして欧州系のお客も来店していました。

価格帯は今でこそ安くは感じませんが、前著した様に1992年頃は、日本食=超高級=非常に高い、が当たり前でしたので、それと比較するとリーズナブルにそしてお洒落な店内で日本食を味わえると言う事で大ヒットしたんだと思います。今でこそ、日本のアニメブームで日本食はかなり浸透しており認知されているわけですが、当時は、ポピュラーではありませんでした。wagamamaの新しいコンセプトがお洒落な街、ロンドンにあっていたんだと思います。

2022年現在では、世界に150店舗以上あるそうです。英国中心でヨーロッパが多く、そして、北米と中東ドバイ辺りまである様です。料理は、ラーメン、丼物、鉄板焼き(焼きそば、焼うどんの類です。)、カレー類等とバラエティーに富んでいます。見た目は、日本食と言うよりはアジアンエスニックと言う感じです。(一般の欧米人は寿司、刺身以外の日本食を殆ど知りませんでした。)このところ英国では、カツカレーブームがありますが、豚カツではなく、チキンカツ又は野菜のフライです。宗教上の理由から豚肉を避ける人達がいるのと、欧米人は一般的には、豚の脂身は避ける傾向にあります。)、メニューの名前も日本語を多く使用しています。味は、個人の好みとなりますが、日本人にはあわないと思います。(何度か食べた事はあります。ミラノの空港内にもあります。)

日本食とは大分異なるのに何故、日本食イメージを強く出しているのか?一つには、日本食は高級感のイメージがあるからだと思います。欧州では一般的に中華やアジアンエスニックは安いところが多いです。(本格的な中華等は高級ですが)高級感があるが実際はリーズナブルな値段で日本食を味わえると言うところだったと思います。

余談になりますが、1990年初頭、良く香港へ仕事へ行きました。当時は、香港には多くの日本食レストランが既にありましたが、その中でもkowloonの三越内にあった日本食レストランは何時も人気で香港人で一杯でした。当時、海外にある日本食レストランと言えば大体が寿司、刺身が中心だったのですが、そこは、日本の洋食、トンカツ、焼きそば、カツカレー、エビフライ、ハンバーグ等と言った、所謂、日本の洋食でした。wagamamaも寿司、刺身ではなく、カツカレー、焼きそばと言ったメニューが中心です。大分昔から香港人は日本食を良く理解されていたと思います。その事が切欠で香港人のオーナーがロンドンで新しいタイプの日本食をスタートしたのか?どうかは定かではありませんが、大当たりとなりました。

temakinho.comより

次にご紹介するのは、temakinho (日本語読みで”テマキニョ” =手巻き寿司。イタリア中心に欧州で店舗展開している大人気の手巻き寿司のお店です。

temakinho-Italy ブラジリアン寿司です。ブラジルで育った寿司と言われています。日本の寿司は、修行が大変厳しく一人前の寿司職人になるまでには、長い年月を要します。素材の見立てから米の研ぎ方から勉強するわけです。しかし、ブラジリアン寿司は、その様な事を一切かっ飛ばしての巻き寿司専門(握り寿司ではありません)。短期間で覚えられる寿司です。寿司の日本と海外の一番大きな違いは魚の鮮度と種類です。海外でお寿司を食べるとわかりますが、ネタは大体決まっています。サーモン、マグロ、エビ、イカ、タコ、白身1~2点、貝類1~2点、イクラ、トビコと言ったところです。(日本人経営や高級店は日本から輸入したり、地元の日系商社からウニ、アワビ、ウナギ等の高級食材があります。)つまり、ネタの種類が少ない。欧米人が特に好んで食べるのがサーモンです。従って、オーダーはサーモンに集中するわけですので、サーモンを使った手巻き寿司のメニューが多くあります。魚の種類が少ないので野菜やチーズ等と組み合わせたり、様々なソースを使ったりと工夫して進化してきたのがブラジリアン寿司です。作り方は、酢飯の上にネタ(魚屋や野菜)を乗せてソースを塗って巻き上げて丁度良い長さに切るだけです。色鮮やか綺麗に魅せるのが重要な点です。料理経験のある人なら数か月もあればバラエティー豊かに出来ます。

(海苔は外側に出ない様に裏巻にするケースが多いです。イタリア人は、海苔が表面に出ているのを食べるのを避けます。従って、海苔は内側になって見えない様にしています。)

寿司ネタが少ないところで工夫され進化した寿司です。魚の苦手な人でもソースなどで調和されているので気になりません。ブラジリアン寿司店でなくても、この手の手巻き寿司がイタリアでは大ヒットしています。

ブラジリアン寿司を意識している店は、店内もブラジルを意識した装飾となっています。これがイタリアでは大ヒットです。このtemakinhoはローマ、ミラノ等を中心にイタリア国内で店舗展開しています。

日本でもイタリアンは、日本で変化した日本風のイタリアンが中心ですね。そして、本格的なイタリアンも都心だけではなく地方にも増えてきました。それと同じようにイタリアでも前著した日本食が中心でしたが、本格的な日本食レストランも都心に増えそして、郊外にまで出店される様になっています。

イタリアで入院と手術

昨年来、体調を崩し入院-手術をしました。本来なら2020年12月に手術する予定でしたが、コロナ禍の影響で先延ばしされ年が明けた2月28日の手術となりました。

前立腺肥大症が中等症レベルだったのですが、日常生活に支障を来たしていたのでドクターに相談して手術してもらいました。

日本でも前立腺肥大症を患っている方は非常に多く、厚生労働省の発表では480万人、50代以上の5人に一人との事です。

命にかかわる様な病気ではありませんが、排尿に支障を来たし常時悩まされる病気です。(人に依って感じ方、捉え方は異なると思います)

日本では、手術の方法も最先端の物から世界的にスタンダードな物迄あります。最先端設備のある日本の病院では、手術時の出血も少なく、術後の過程も良好で早い時期に完治する様です。

日本に帰って手術をするか?イタリアで手術をするか?大分迷いましたが、担当医のドクターが常日頃からメールにて細かいケアをしてくれ、アドバイスもあり、このドクターの手術経験数や彼が執刀医と言う事でイタリアのこの病院で手術をする事を決めました。

入院は1日半。手術は入院した当日の夕方行われ、次の日の昼に退院です。手術はTURPと言う手術で内視鏡を入れ前立腺を削ります。この手術は世界的にスタンダードな手術ですが、結構出血をします。手術は、背中に先ず麻酔を打ちます。これは痛みは少ないです。徐々に下半身が麻痺していき、全く動かなくなります。その間、約30分位だったと思います。手術を行う下半身が自身から見えない様にカーテンで体の半分を仕切られます。そして、手術が始まります。全行程で約2時間位だったと思います。手術中は麻酔が効いているので痛みは殆どありませんでした。カテーテルを入れた状態で手術終了となります。その後、点滴とカテーテルが付いたまま病室に運ばれました。その日は、その状態です。多分、途中で痛み止め等の点滴があったのだと思います。痛みは殆どありませんでした。

翌朝、”貴方は午後には退院してください”と告げられました。朝食は、ビスケットとジュースをもらいました。

問題は、カテーテルを付けたままどうやって着替えて、いつカテーテルを外してもらえるのか?(数日間との話でした)それと、どうやって家に帰るか?と言う事です。カテーテルが付いたままでは外には全く出られませんからね。(カテーテルを付けて普段の生活をされている方もいるそうです)外食どころか食料の買い出しも困難だと思いました。カテーテルを数日間付けたままにされると言うのは、手術前に聞いていたので、事前に食料等生活必需品は多めに買っておきました。しかし、実際にその場になってみると頭の中が混乱してしまいました。

丁度、昼食の時間になっていて、昼食を運んでいた看護士が”昼、食べていきなよ”と気さくなに言ってくれました。

イタリアの病院食 ニョッキのトマトソース、ハンバーグとポテト。一見不味そうですが、結構、美味しかったです。

昼食後、何とか下半身が完全に隠れる様に着替えて、電話でタクシーを呼びました。退院時にドクターから処方箋をもらっていたのですが、病院内の薬局は土曜日の午後だったので既に閉まっていました。仕方ないので、タクシーに薬局へ寄ってもらえる様に伝え、薬局で薬を買って何とか家に戻りました。

数日間で外してもらえる筈だったカテーテルは、ドクターの都合で10日間も先になってしまいました。10日間 カテーテルをつけっぱなしでの生活となりました。

当初は、排尿時は真っ赤でした。それも、あまり出ません。”これじゃ以前の方が遥かに良かった”と悲しくなりました。メールでドクターに現状を伝えました。ドクターは、”当初はそんな感じだけど日を追うごとに快方する”との事でした。実際に手術をしたわけなので後悔してもどうにもならないので、ポジティブに考える様にしました。(カテーテルをつけたままで寝るのには苦労しました)

5日経過、7日間経過、日を追うごとに排尿の赤が薄くなっていきましたが、排尿自体が少量で辟易しました。これ、結構、精神的にも辛かったです。ドクターは、一日、最低1.5リットルの水を飲むように言っていましたが、実行しても排尿が少量なので腹が張るばかりでした。

10日経過して病院でカテーテルを外してもらいました。これで漸く、おもいっきり排尿が出ると思いましたが、カテーテルを外しても排尿の量はかわりませんでした。この時はかなりショックでした。ドクターが言うのはちゃんと排尿するには、4か月は掛かるとの事でした。”そんなにかかるのかよ”って感じでしたね。

毎日、排尿の回数と量を記載しました。少しでも早く楽になれる事だけを考えていました。

一月経過して血尿はほぼ目視出来ないくらいになっていました。排尿の量も僅かですが増えていきました。

3か月が経過して、術前よりは排尿の量も多くなり、4か月目でほぼ、恐らく、通常の量が出ていて、不快感を余り感じないレベルになりました。

このブログを書いた最大の理由は、同じ様に海外でこの病気で悩んでいる方に少しでもTURPの手術と術後のの実態をお知らせしたかったからです。個人的な見解になりますが、出来れば日本の最先端医療で手術される事をお勧めします。同じTURPであっても日本だとカテーテルを外すまで入院させてもらえます。ただ、海外在住者は、日本での健康保険が適用されないのでかなり高額になってしまうでしょうね。因みに、イタリアの保険を適用してもらったので、一切お金は掛かりませんでした。

ま、必ずしも日本でやったからとて、100%上手くいくかわからないですね。大事なのは、施術経験豊富な病院であり執刀医に巡りあえることでしょうね。ただ、日本ならイタリアの様に術後は、本人任せで放置する様な事はないでしょう。

手術をやって良かったかどうか?に関しては良かったです。排尿の煩わしい問題に悩まされる事はなくなりました。生活の質が良くなりました。只、恐らくですが、カテーテルを長期間放置した後遺症の様なものはある様に感じています(2023年現在ではその感じも全くなくなりました。)。

イタリアと言う国で暮らすと色んな意味でタフにはなりますね。自分で何とかしないとならないのです。ま、これが人の生活の本来の姿なのかもしれません。

イタリアの日本食レストラン

イタリアにある外資系の日本食レストランと日系の和食レストラン

All You Can Eat 食べ放題

*記載された価格(€、円)は記載した当時のレートや物価に基づいたものです。

イタリアのミラノ、ローマ、トリノの様な大都市や観光に人気のフィレンツェ、ベニスには日本人経営に依る和食レストランがあります。

それこそ、小さな街でも”日本食レストラン”があります。

”和食レストラン”と”日本食レストラン”を区別したのは、ここでは”和食レストラン”は日本人経営とし、”日本食レストラン”は外国人経営とします。(日本では一般的に和食と言うと”純日本食”つまり、懐石とかそう言った類になりますが、ここではこの様に区別させて頂きます。)(従って、ラーメン店等も日本人経営の場合は、ここでは和食レストランとします。)

余談ですが、日本政府主導で”和食”を世界に広げると言うのがあります。日本製の素材を使用した食事を海外で提供する事を奨励しています。日本製食材を多く使用している店舗では”和食?”マークのステッカーを頂けます。(一般の人には馴染みがないので例えそれが店舗に貼られていても気が付かないと思います。)2013年に”和食”はユネスコの無形文化遺産に登録されています。日本人経営かどうか?それには関係ありません。

ミラノにも500店舗以上の”日本食レストラン”があります。しかし、和食レストラン(日本人経営)は20店舗程度だと思われます。正確な数字はわかりませんが、大体、70%が中国人経営、20%がイタリア人経営、その他10%の中に日本人及び日系企業経営と他の外国人経営と言ったところです。

先ずは、日本食レストラン(日系以外の経営)。これが圧倒的な割合なわけです。

中国人経営の寿司店の中には”All You Can Eat”と言うのがあります。これは食べ放題です。昼と夜があって、昼の相場は20€、夜は30€(飲み物は別料金、税金や席料<夜間>が加算される場合もあります。価格は毎年価格は上がっています。特に2020年から急激に)寿司以外でも天ぷら、とんかつ、蕎麦、うどん、拉麺等の日本食、それと中華料理と豊富なメニューがあります。昼と夜の違いは、寿司メニューのレパートリー。昼メニューは限定的です。それでも、食べ放題なのでお腹いっぱいにはなります。

All You Can Eat以外の日本食レストランは、所謂、”フュージョン寿司”と言った感じが多いです。イタリア人はフュージョン寿司が大好きです。裏巻き(海苔が苦手です)やネタの上にネタを重ねるスタイルが好まれます。(サーモン巻きの上にイクラやトビコ)醤油も大好きですが、各フュージョン寿司には味がついている又は、タレがかかっています。照り焼き、ウナギのタレ、マヨネーズをアレンジしたタレ等、タレのバージョンが多いです。ミラネーゼはこの和風アレンジのタレが大好きです。従って、ネタの種類が少ないですが、タレとネタを組み合わせることで多くのメニューが出来ます。”お洒落なお店でフュージョン寿司”これがミラノでは大人気です。中にはミシュランの星を獲得したところもあります。

日本の様にネタの数が豊富ではない、と言うか、食べ放題で安さを売りにしているところは、サーモン、マグロ(赤身のみ)、エビ、イカ、タコ、スズキ、いくら、と言った程度のネタだけです。そして、アラカルトで出すところは、加えてウナギ、ウニ、アマエビ辺りがあります。それにしても、全部で10種類弱しかありません。日本の寿司屋だと、店に行って席についてから、”うーん、何にしようかな”ってな感じでメニューを見ながら考えたり、職人の方から”今日は、ヒラメがいいよ”なんて言葉があったりしますが、イタリアではそう言った光景は全くありません。(高級店や日本人経営の和食店はネタの種類がもう少しあります)全部で10種類弱のネタですから選び様がないと言った感じです。

で、味はどうなのか?フュージョン寿司は、高級店以外では、ネタの味と言うよりもタレの味で食べると言う感じですね。ネタの質がサーモン以外は悪い(米も悪い)のでネタの魚を味わうと言うよりもタレで一緒に食べると言う感じです。(中レベル以下のレストラン)高級店になると流石に和食レストランにも劣らぬネタを使用している為に美味しいですし、高級店は熟練の日本人職人もいます。しかし、値段はかなり高めです。

寿司屋以外の日本食専門店としては、ラーメン屋が人気です。ミラノも5年前位からラーメン屋が増えました。こちらもやはり中国人経営のラーメン(もどき)専門店が多いです。先の紹介したAll You Can Eatでもラーメン(もどき)がある店も、しかし、イタリア人はラーメンは専門店で食べます.

ラーメン専門店でのラーメンの値段は、15€~が一般的です。夜間は飲み物とコぺルト(サービス料の様なもの)が加わるので平均25€~です。ラーメン屋でラーメンと飲み物だけで4000円~(2024年10月為替)って日本では”ぼったくり”に近い値段ですが、イタリアではこれが普通です。イタリアでのラーメンは日本の様なファーストフード的なイメージではなく、一つのディナーなのです。夜間でラーメン、餃子、生ビールで35€~(6000円~)。

余談ですが、2024年現在 異常な円安水準ですが、現地で35€のディナーと言うのは安い方だと思います。イタリアンでプリモ、セコンド、飲み物と頼むと高級店ではなくても50€以上にはなります。

最も人気があるのは、日本人経営の和食レストランと高級日本食レストラン(高級フュージョン)です。本格的な日本の味や感度を味わいたい、又は、お洒落さも料理もトレンディな(フュージョン寿司)お店で食事をしたい、そんな傾向となっています。

次回は、和食レストランと高級日本食レストランの話を。。。。。

イタリアのTV公共放送(RAI)

イタリアにも公共放送があります。RAIテレビ

イタリアにはTV局がいくつもありますが、大きいのは2つ。一つは、イタリアの元首相ベルスコーニ氏が率いるMEDIASETで幾つかの民放チャンネルを統合しています。そして、公共放送のRAI、こちらは日本のNHKにあたります。

公共放送のRAI。日本ではNHKの視聴料が問題になっていますが、イタリアの公共放送のRAIも視聴料があります。NHKは、年間14,000円前後ですね。(地上波のみ)イタリアの公共放送RAIの年間視聴料は、約12,000円。若干、NHKよりも安いですが、実は、コマーシャルを民間並みにガンガン入れています。視聴料を皆から徴収して更にコマーシャルをガンガンいれて儲けています。”公共放送が?” コマーシャル収益を取ってその上で”何故視聴料も徴収するのか?”わかりませんね。しかし、税金ですので払わなければ罰則があります。

このRAI放送の視聴料、以前は、自己申請にての支払いでした。RAIから請求書が送られてきて支払う形です。テレビの無い人は支払わなくていいわけです。実際のところはテレビがあっても支払わない人が多かった様です。イタリア人の知人からの話で本当にテレビがないかどうか家に見に来る事があると言っていました。(真相は定かではありませんが)

いつからだったか?視聴料の請求書が来なくなりました。”コマーシャルをガンガンやっているから、その儲けだけで運営出来る様になったのかな?”なんて勝手に思っていました。しかし、その考えが非常に甘かったと言う事がわかりましたってか、五年以上経過した今頃、なんですが。

ある日、電気料金の請求書が来て、それをよく見るとなんと、RAI公共放送料金もそこに記載されていました。”えっ、これって”。当局は、RAI公共放送料金の未払い者が多い事から電気料金の請求書と一緒に支払わせる方法にしたわけです。電気供給会社(関東で言えば東京電力や代理店)が皆から徴収してRAIへ支払う形にしたわけです。電気代は、当然支払わなければ督促状が来て、最終的には電気を遮断されます。従って、RAI公共放送料金も一緒に支払わなければなりません。年に二度ほど?”テレビがないので支払いません”と言う自己申告をRAIへ通達出来る様です。何故、二度なのか?わかりませんが、指定の期日があって、それより遅れると自動的にテレビがあるものと判断され次回の申告時までの6か月分は支払分ければならない様です。

しかし、コマーシャルをガンガンいれて放送して、更に、電気料金に視聴料を加算させると言うしたたかなやり方には開いた口が塞がりませんね。国からの交付金が日本の様にないのかも知れませんが?(多分、少なからず予算はなんかしらの形で出ているものと思います。)それにしてもやり方が酷いです。

日本のNHK視聴料の支払い率は75%だそうです。日本の徴収の仕方から言って、この率は非常に高いと個人的には思います。以前のイタリア(自己申請)だったらかなり低かったのではないでしょうか? 大分以前になりますが、イタリアでまわりの知人、友人に聞いてもRAI料金を払っている人は極めて少なかったです。そう言う事からも”絶対に支払わなければならない”システムにしたのだと思いますが、それなら”コマーシャルやめろよ”って思います。

まったくもって、本当にイタリア的です。

イタリアのスナック菓子、駄菓子って…

長い棚の殆どがポテトチップス

今回は、イタリアのスナック菓子、駄菓子についてお伝えします。

”スナック菓子なんて、どうでもいい話だろ”とも思われますが、昭和の時代に生まれ育った者としては、スナック菓子、駄菓子は生活に切り離せませんね。昔ならテレビを見ながら、友達と雑談しながら、お煎餅やスナック菓子を食べる。今なら、それが”ネットを見ながら、スナック菓子を食べる”。長年海外で暮らしていても、時に”どうしてもそれがしたい”と言う欲にかられます。しかし、イタリアでは….。

日本には多くの”お菓子”があります。子供が喜ぶ”おまけ付き”のお菓子から、大人が食べるスナックの種類もバラエティーに富んでいます。スーパーのお菓子売り場も広く設定してありますね。パッケージも購買意欲を掻き立てる凝ったものが多いですね。難点は値段が高い。箱をあけると僅かな数しか入ってなくガッカリする事も少なくありません。それでも、美味しさに負けてまた買ってしまう。チョコレート一つとっても甘過ぎず微妙な調整がされている様に思えます。ポテトチップスは、味のバラエティーが凄いです。個人的には、”小池屋-のりしお”が大好きです。お煎餅、あられ、珍味と凄い種類です。小さな子供から小学生、中高、若い人、そして、年配者と年齢層にも配慮されたスナック、駄菓子のバラエティーはイタリアにはありません。

イタリアのスナック菓子は、悲しい事に種類が少ないです。

これでもかってくらい、どこまでもポテトチップスが棚に。

棚の長さは20mくらいあるでしょうか?棚一杯にポテトチップスが陳列されています。ここがスナック菓子のコーナーです。8割がポテトチップス。沢山種類がありそうで、実は同じ物を3~4列ずつ並べています。塩味が最も多く、その他ポピュラーなのは、トマト味、パプリカ辺りです。ショウガ、BBQ、ペッパー等もあります。イタリア製、他のEU製、アメリカブランドとメーカーは様々。

ジャガイモ自体はイタリアでも他のヨーロッパでも日本の北海道並みに美味しいです。各社趣向を凝らしており、塩はシチリア、油はオリーブオイルそして焼き方にも拘りと言った高級感のあるポテトチップスもあります。確かに、美味しいですが、飽きますよね。どちらかと言うと”お酒と一緒につまむ”と言った感じだと思います。毎年ポテトチップスのランキングなんてのもやっている様です。それにしても、ポテトチップスだけをひたすら食べるのもいい加減辟易します。たまには、お煎餅、あられ、他のスナック菓子も食べたい気持ちが強くなります。そんな時は、日本やアジアの食材店へ行って買いますが、場所が少々離れているのと値段が高いです。少量のお煎餅に500円~1000円とか払うのもなんか考えてしまいます。じっと、煎餅を見て考え買わずに帰る事が多いです。日本のオンラインで購入してイタリアへ送ってもらったりしましたが、送料が高く(軽いけど嵩ャガイモ自体はイタリアでも他のヨーロッパでも日本の北海道並みに美味しいです。各社趣向を凝らしており、塩はシチリア、油はオリーブオイルそして焼き方にも拘りと言った高級感のあるポテトチップスもあります。確かに、美味しいですが、飽きますよね。どちらかと言うと”お酒と一緒につまむ”と言った感じだと思います。毎年ポテトチップスのランキングなんてのもやっている様です。それにしても、ポテトチップスだけをひたすら食べるのもいい加減辟易します。たまには、お煎餅、あられ、他のスナック菓子も食べたい気持ちが強くなります。そんな時は、日本やアジアの食材店へ行って買いますが、場所が少々離れているのと値段が高いです。少量のお煎餅に500円~1000円とか払うのもなんか考えてしまいます。じっと、煎餅を見て考え買わずに帰る事が多いです。日本のオンラインで購入してイタリアへ送ってもらったりしましたが、送料が高く(軽いけど嵩になる、空気の部分が多過ぎ)、その上、ポテトチップスや煎餅も砕けて粉ばかりになったりしたので諦めました。

ポテトチップス以外では、ポップコーンやトウモロコシ原料の日本の”カール”の様な物もあります。イタリア人は、スナック菓子を日本人の様に食べる習慣がないのです。

子供はどうしているのか?子供のおやつはフルーツ類が多い様です。(ヨーグルト、プリン、ビスケット?ゼリー)駄菓子の類は、殆ど無く、KINDERと言うチョコ類程度です。KINDERは、日本でも売っていますが、卵の形のチョコで中にオマケが入っていたり、スティック状でチョコとミルクをあわせた味の物等がありす。チョコレートに関しては、質が高い物が多いです。スーパーではLINDT等の大手の物が多いですが、高級食材店等では質の高いチョコが売られていますし、チョコレート専門店もあります。それにしても、日本の駄菓子にあたるものはKINDER位しかありませんね。子供には食べ物に関して厳しいのか?そう言うわけでもない気がします。単に甘いものに関して厳しいのだと思います。イタリアの子供は実に好き嫌いが多い。そして、”嫌いなものは食べなくてもよい”。そんな考えの様です。一度、友人家族と一緒に日本のラーメン屋や行った事がありました。その小学生の子供は野菜が嫌いらしく、麺とスープのみのラーメンを食べていました。ラーメンも野菜も嫌いなもう一人の子は唐揚げだけを食べていました。

ポテトチップス、チョコレートの他は、ビスケットですね。ビスケットの類も非常に種類が豊富です。朝食にビスケットとカプチーノと言う人も少なくないようです。

大きく分けると、ポテトチップス、チョコレート、ビスケットだけしかない、と言っても過言ではないでしょう。個人的には実に悲しい事です。仕方がないので、チーズ、ハム、サラミ等を小さく切ってクロスティーニ風にしたり、そんなのを”ネットを見ながら” のスナック代わりにしています。面倒くさいですね。