イタリアの歯医者 イタリアは治療費がとんでもなく高いので要注意

(写真はdentalproより)

イタリアの歯医者は、個人医や歯科医チェーンがあります。上の写真の様に大手チェーンはお洒落な感じの内装です。

治療する前に問診を行いスケジュールを作ったりします。スケジュールは、ほぼ一方的に決められてしまう感じです。治療を始めていくと、どんどんスケジュールから遠回りされる事が普通にあります。治療して欲しい歯は後回しにされ、違う歯を治療して、最後に治療して欲しい歯を治療したりします。イタリアは、歯医者の治療費がとんでもなく高くなります。イタリアで虫歯1本の治療(3度の治療で削って詰め物だけ。麻酔あり)に10万円掛かったと言われても驚きません。日本で同じ様な事を実費でやった事がありますが、3回の治療で2万円以下でした。

多くの人は知り合いの紹介等で歯医者へ行きます。それでも高価ですが、紹介が無い歯医者に行くと、とんでもない金額を請求された話も聞いた事があります。それなら、ちゃんとした請求をする歯科医へ行けば良いと思いますが、そんなところはないのです、どこも、イタリアの歯医者は大変高価、その中でも知り合いなら、多少融通を効かせてくれる程度です。

健康保険も適用される事になっていますが、保険適用だと数か月先の予約、実態としてはどこの歯科医も保険治療を受けないのです。

バカンスを兼ねてクロアチアやリトアニア辺りに歯の治療に行った話なども聞いた事があります。その辺りは、日本よりも安く、技術的にも悪くないそうです。

日本人の人は可能な限り、日本で歯の治療を済ませる事を強くお勧めします。例え、保険が無くて実費でもイタリアで歯の治療をするよりも遥かに日本の実費の方が安いです。

”ご自身で乗り継ぎ”のチケットに要注意 

飛行機乗り継ぎには時間が掛かります。飛行場の広さや検査の厳しさ等でも異なりますが、最低でも乗り継ぎで2時間程度の余裕のある便を選びましょう。ご自身で乗り継ぎは、アンタッチャブル。

格安航空券で自身乗り継ぎに要注意

コロナ禍からの反動、世界中で異常なインフレ、燃料高騰、ロシアとウクライナの戦争そして円安。大きな要因が重なり、嘗てない程に航空券が高騰しています。特に、日本発着が高くなっています。

ヨーロッパの往復は、中東経由(中東の航空会社)だと往復でエコノミークラス10万円以下が当たり前でした。それが、30万円近くの値段になっていました。(2023年3月。日系だと40万円近く)コロナ前と比較すると3倍から4倍の値段になっていました。

”ご自身で乗り継ぎ”と言う航空券があります。格安を超えて破格の値段(2023年3月の相場。普段なら高過ぎ)の物もあります。普段はこの手のチケットは決して手を出さないと言うか、購入した事が無かったのですが、今回は買ってみました。値段に釣られて買ってしまったと言うのが本音です。

出発地は南欧のニースで到着地はベトナムのダナンです。 ニースーイスタンブールーシンガポールーダナンとなります。経由地はイスタンブールとシンガポール。ニースからシンガポールまでは預けてあるバッゲージはスルーとなります。しかし、シンガポールで”自身で乗り継ぎ”の為に預け荷物をピックアップして再度チェックインしなければなりません。時間的には、シンガポールで3時間半あったので何とか間に合うだろうと思ったのが浅はかでした。

頭の中でシンガポールの空港に到着して荷物をピックアップして再びチェックインのイメージを浮かべました。まぁ、3時間半あれば十分だろう、なんて思っていました。普段乗り継ぎは広い空港でも2時間あれば大体乗り継ぎは出来ます。”自身で乗り継ぎ”を甘く考えていました。

ニースからの出発は問題なく時刻通りでしたが、イスタンブールからの出発が1時間半遅れていました。シンガポール空港に到着は予定より1時間半遅れでした。到着して降りるまで結構時間が掛かるんですよね。💦 飛行機が滑走路を走って中々ゲートに到着しません、ゲートに到着して降りるまでに30分近く掛かりました。これで2時間を使ってしまいました。残りは1時間半しかありません。しかし、ここからがまた長い道のりでした、肝心な事を忘れていました、一旦、外に出ないとならないのです、その為には税関での入国審査やラゲージのピックアップもあります💦。

入国審査が長蛇の列💦、そして、事前にエントリービザが必要になっていたんです。大💦 取ってなかったので入国審査前にあるコンピューターで係員の指示に従って入力してVISAを取りました。(流石シンガポール。ヨーロッパとは違い親切丁寧)そして、入国審査を経て、次は荷物のピックアップ、こういう時に限って中々荷物が出てきません、時間はどんどん経過します。残り1時間位のところで荷物が出てきて、急ぎ、チェックインカウンターを確認なのですが、シンガポール空港のまたでかい事。到着していたターミナルにはダナン行きはなく、インフォメーションで聞いて、なんと、バスで移動。漸く、目的のターミナルについて、とにかく、走りまくって(こんなに走った事はないほど)チェックインデスクに到着した時は出発40分前。出発40分前だとチェックインさせてくれません。何とか頼み込んでもダメでした。一日一便しかなく、結局次の日の同じ便に予約を入れてもらいました(格安チケットなので有料)。その日は、仕方なくシンガポールに予定外の宿泊です。買いなおしのチケット代、タクシー代や宿泊代を考えると、最初からシンガポールーダナンは別の余裕を持った時間のチケットを購入するべきでした。不幸中の幸いなのは、シンガポールーダナン間での問題発生でした。これがイスタンブールからシンガポールだったら再び高いチケットを購入しなければなりませんでした。とにかく、安易に”ご自身で乗り継ぎ”チケットには手を出さない事をお勧めします。SKYSCANNER辺りでもこの手のチケットはガンガン売っていますね。

それと、本題とは関係ないのですが、近頃 Eビザが増えています。国に依っては事前にパソコンや携帯等から入国する為の申請が必要です。国に依っては到着した際に取得できますが、国に依ってはそれが事前取得してないと入国出来ない事があります。最悪の場合、知らずにチケットだけ購入して空港でチェックインする際に、搭乗拒否されるケースもあります。必ず、事前にチェックしましょう。

イタリアの物価ー2

イタリアの物価ー爆上げが続いています。大幅な物価高に対して賃金上昇は追いつかず。

*物価や為替は変動が激しいのでご注意下さい。(記事は2023年春)

COVID-19以前と比較して公共料金の値上げはイタリアでは2倍とか当たり前になっています。その他でも、なんで?って思えるものが大幅に値上がりしています。 ”イタリア式 ボッタクリ便乗値上”げです。

イタリアで暮らし始めたのは1996年の12月から当時はフィレンツェに住んでいました。イタリア リラの時代(ヨーロ統合前)バスは90分乗り降り自由で何と約50円でした。2016年の9月からミラノで暮らし始めました。地下鉄の切符は1ユーロでした。そして、一日券が3ユーロでした。ミラノの公共交通は、地下鉄、トラム、バスがあります。チケットは共通で使用出来て更に60分以内であれば乗り降り自由と言う非常に優れものでした。

2023年の春(頻繁に料金が変更されますので注意)においては、交通機関共通でが利用出来て60分から90以内乗り降り自由へと時間延長ですが、更なる値上げに。(料金や時間の変更は頻繁なので購入時に要確認。時間切れで乗車していると検札が来た際に罰金となります。)

1.1回券 2.2ユーロ (90分利用可能)

2.一日券 7.6ユーロ

3.3日券 13ユーロ

酷い値上がり幅です。

例えば、東京の地下鉄初乗りが150円だとして、5年後に一気に300円になった感じだとどう思いますかね?(東京と大阪の地下鉄料金は世界最高水準に高いです。しかし、一気に上がったと言うより元々高かったんですよね。)勿論、ミラノの公共交通も一気に上がったわけではありません、例えば一日券、3ユーロから4ユーロ、そして5ユーロ、7ユーロで7.6ユーロ(少し誤差があるかもしれませんが)、僅か5年の間にこんなに頻繁に値上げしたわけです。

イタリアは、日本と異なり、一般的には職場からの交通費の支給はありません、自腹になります。

定期券は2016年では35ユーロだったのが、2023年では39ユーロです。(26歳以下はもっと安いです)こちらはそれ程値上げされていません。普通にチケットを購入する人は観光客なので観光客をターゲットにした値上げ大きいですね。それと、定期券を他のチケットの様に倍以上の値上げをしたら凄まじいストライキの嵐となりますからね。それにしても凄い値上げで、出張で日本から来た人達はこの値上げ率に驚いています。

レストランもかなり値上げされています。

ミラノのレストランの値上げ

先日、南フランスのニースに1週間程居たのですが、ニースの方がミラノよりもコストパフォーマンスが良かったです。宿泊は、アパートを1週間程借りたのですが、ニースの方がミラノより安いですね。ニースの方が労働者の賃金は遥かに高いですが、宿泊代、外食費もコストパフォーマンスは良いです。

ミラノの外食代の高騰は酷いと感じています。マルガリータのピザ(水牛のモッツアレラとフレッシュトマト)15€、ミネラルウオーター 3€、席料 2€で合計20€でした。COIVD-19前と比較して2~3割も上がっていると思います。日本円で3000円(2023年のレート)近いです。ミラノのレストランで席について食事するのに一番安いレベルでこの金額です。

こちらは牛のすね肉 オッソブーコです。ポテトのローストを別に注文して40€、これにミネラルウオーターと席料で45€です。日本円で6500円位ですね。

これにプリモピアットとデザート付けたら、10,000万円にはなります。因みに、このレストランは高級ではなく、中級以下のレベルです。テーブルクロスもなく、紙のランチョンマットです。このレベルのレストランで夜は平均で10,000円以上と言う事になります。日本円が安くなった?だけではありません。現在の為替レベル(2023年3月)よりも円安ユーロ高になっていた時期は沢山ありましたが、ここまで値段が上がった一番の原因は、各レストランが大幅のに値上げしたからです。ホテルや宿泊所もそうですね。 しかし、労働者の賃金上昇率が僅かなのにこんなに値上げしてしまって、需要が続くのか心配です。

イタリア チップとサービス料

国に依ってチップが必要な国があります。アメリカのサービス業はチップが給与の一部と考えられています。アメリカのホテルやレストランではチップの催促をされた経験があります。荷物を運んでもらってチップ、部屋に案内されてチップ、タクシーを頼んでチップ、ドアをあけてもらってチップ、タクシー料金に追加のチップとチップだけでもかなりな額にになってしまいますよね。

イタリアではどうなのか? よく聞かれますが一般的にはチップは必要ありません。何か特別な事を頼んだり、ルームサービスを頼んだりと言う時にチップを少し渡す事はありますがそれ以外はありません。(連泊する際に枕銭に0.5~2€を置く事もありますね。これは全く個人の自由です。)

チップはありませんが、ホテルの宿泊者へ税金が加算されます。ホテルのグレードによって異なりますが、大体1泊で1~5€。

前置きが長くなりましたが、今回はイタリアのレストランのチップに関しての話です。基本的にイタリアのレストランではチップの支払いは必要ありません。レストランにはcopertoと言うのがあります。これは席料ですね。レストランのグレードによりますが、1~5€ 食事された料金に加算されます。大体のレストランではパン等が出されますが、それらは無料です。Copertoがあるから、それに含まれていると認識されている方もいる様ですが、それは違います。パンも何も出ないところもあります(日本食店やイタリアン以外のレストランでは何も出ないところも珍しくありません)、それでも、copertoは請求されます。copertoは各人に対して請求されます。例えば、4人でワンテーブルであれば4人分のcopertoが請求されます。何も注文しないで会話だけの為にそのメンバーにいる人もいます、そんな時はウエイターから何も注文をしないのであれば店を出て下さいと言われます。それは当たり前の事ですが、そんな道徳心と言うか店に対しての最低限のリスペクトもない人はどこでもいます、そんな人は退場するべきです。

食事料金に対してのcopertoはアメリカのチップと比べると大分小さいです。アメリカではチップは従業員の給与の一部ですが、イタリアのcopertoは店の利益の一部になります。

チップ制度のある国から来られた人が、イタリアはチップ制度がないのでサービス料的なものは支払わないで良い、だからcopertoなるものも払わない、と勘違いされている方が時々います。copetro料金はメニューに記載されています。coperto料金は絶対に支払わなければならないものです。

全てのレストランと言うわけではありませんが、一般的に昼はcopertoを取らないところが多いです。(昼でも土日は請求するところが多い)

それと、稀にあるのですが、coperto 以外にサービス料を請求するところがあります。それらはメニューに記載されている筈なので注意が必要です。観光客が多い名所周辺はその手の店が多いので事前にgoogleのクチコミ等で調べた方が無難です。観光地でも人気店はその手の事はしません。メニューに記載されていれば支払わなければなりません、逆に記載されていなければ支払わなくても良いわけです。(小さな字で記載されている場合もありますので注意。グーグルの口コミで調べた方がいいです。

観光地に多いボッタクリ レストラン

酷いところだと、サービス料と席料とcopertoを請求するところがあります。但し、これもメニューに記載されていれば後の祭りです。メニューに記載されていないのにサービス料や席料を取られた場合はクレームをするべきです。(フィレンツェで一度経験がありました。会計する各客がもめているので気が付きましたが、後の祭りです。)

日本人がローマのレストランで10万円請求されたとかニュースに出た事が何度かありましたね。それはボッタクリです。イタリアはボッタクリがあるので要注意です。大体が、観光名所にあるレストラン(料理は不味い)(呼び込みしているところは要注意)。客に高いワインを売りつける、又は、言葉がわからないのを良いことに勝手に高いワインをあけてしまい、あなたがオーダーしたから開けた等と言う。請求書には食事代(食事代はメニューに記載されているのでボッタくれません。)ワイン代(超ぼったくり)、そして、サービス料と席料を20%とか取ります。

出来れば入る前のグーグルのクチコミで調べると良いです。

元々、非常に高い席料を取るカフェやレストランも多く存在します。例えば、ベネチアのサンマルコ広場、フィレンツェの中心街で景観の良いカフェ、ローマのスペイン階段やベネチア広場周辺 その様な場所のカフェはとても高い席料を追加するので要注意です。他でカフェを飲めば5€程度で済むところを、その様な場所だとカフェ一杯で20€取られる事も珍しくありません。これはボッタクリではありません。その様な景観の中でならこの値段でも良いと考える人も少なくないのです。観光地のカフェは席について飲むと席料が掛かります、しかし、立ち飲みであれば席料は掛かりません。ウエイターは大体、席に着くように案内しますが、しっかりと断れば問題ありません。しかし、観光に疲れたら、座って飲み物を飲みたいものですよね。そんな時は腹を決めて、ま、高くても今回はいいやと思って飲めば納得出来ると思います。気持ちの問題ですよね。

イタリアの銀行

知らないと大変な事になる。

Banca Intesa San Paolo Milano – ここでよく店の両替(小銭の補充)をしてもらいました。笑

イタリアの銀行は最悪と言う表現が最も相応しいと思います。出来る事なら使いたくありません。対応はかなり横柄であり時間が掛かり、手数料も高い。残念ながらどこも一緒なので銀行を変えても解決しません。

銀行は市民生活に必須なわけで、公共性が非常に高いものです。従って、市民生活に寄り添う形で存在するべきだと思います、が、イタリアでは全くその様には機能していません。

日常でも、例えば2000€引き出そうとATMでやると現金がありません(笑)冗談の様なメッセージが出る事も珍しくありません。で、窓口に行っても現金がそれだけないと言われた事があります。(笑)(口座に依っては、一度に引き出せる金額や月に引き出せる限度額が異なります。)

コンピューターが止まってしまって何も出来ませんと窓口で言われた事も何度かありました。因みに、銀行はUNICREDIT欧州でも10指に入るメガバンクです。

イタリアで生活する上では銀行口座はどうしても必須となりますね。お勧め出来る銀行はありませんが、ATMが多いのはUNICREDITとBANCA INTESAです。

イタリアの銀行は、年間で100€程度の手数料が掛かります。これは銀行や口座に依って違います、例えば、年間の手数料は安くても現金引き出しや残高確認に手数料が掛かるとかあります。ただ、大体年間100€位は掛かると言う点では同じです。

どこの銀行もオンライン口座もあるので、オンライン口座を選択すれば手数料はかなり抑えられます。N26銀行と言うドイツ本部のオンライン専用銀行もイタリアにあるので便利です。(N26銀行は口座開設簡単なのでお勧めです。デビットカード機能があり、マスターカードのマークのあるATMで現金を引き出せます)

注意する点としては、どこの銀行も現金の入金は出来ないと思った方が良いです。日本だと10万円だろうと100万円だろうと問題無く現金入金出来ましたよね。(何度かやっていますが、問題になったことはありませんね。ただ、毎月、数百万円とかの現金を入金するのは、その現金入手の証明がないと問題になるかもしれませんね。)

イタリアでは、送金手段以外でのお金の入金は出来ません。しかし、技術的には可能です。ATMに現金を入金する箇所があります。実は、それに従って、半年に渡り毎月2000EUROずつ現金で入金しました。その後、銀行より連絡があり、入金した現金の出処証明を出してください、との事でした。それに関して、以前から家に現金をまとめて置いてあった分を2000€ずつ毎月自分の口座へ入金しただけですと伝えたところ、口座を強制的に閉じられてしまいました。これには本当に驚きで酷い目にあいました。急遽、他行でオンライン口座を開設してそちらに移しました。

イタリアは、日本と異なり脱税やマネーロンダリングが非常に多かった国です。イタリアだけではなく先進国はどこでも現金の取り扱いに非常に厳しくなっています。日本の様に未だに現金で色々と決済出来るのは、日本と言う国がそれ程までに安全であり信頼出来る国と言う事ですね。海外からの観光客等がよく日本はカードが使えないところも未だ多く不便、日本は先進国なのに遅れている、等との記述を目にしますが、確かに不便さはありますが(日本の金融庁の規制が多過ぎるのも事実)、決して遅れているのではなく、それ程に日本は安心、安全だと言う事ですね。日本でも勿論、脱税する人は多いですが、イタリアは、個人事業主の殆どは脱税していると言っても過言ではありません。1000€以上の支払いは現金は不可の法律もありました。(3000€にしたのか?)それ程、現金決済に依る脱税が横行していたわけです。脱税やマネーロンダリング等を取り締まる事から現金決済、現金での入金を厳しく取り締まっているわけです。

銀行口座を開くのであればオンライン口座の選択がよいです。ビジネスをする方は会計士に相談して口座を作るのが良いと思います。

海外でどんどん進化する日本食

今回は、ヨーロッパで生まれて発展した日本食レストランをご紹介します。

寿司、刺身以外での日本食店wagamama UK

1990年頃までのヨーロッパでは、日本食レストランと言えば日本人経営しかなかったと思います。(当時、筆者は英国在住)日本はバブル絶頂期の頃でした。日本料理店はどこも、高級料理店のイメージでした。お客さんの多くは日本人観光客や日本人駐在員とその家族と言ったところでした。はっきり覚えていますが、1990年ロンドンの某日本食レストランにてすき焼き定食が1万円してました。(一人用のすき焼き定食です。)牛丼は4000円。それでも当時、そのレストランを始め、他の日本食レストランも何時も日本人客で一杯でした。その後、日本経済のバブルは破裂してそれらの日本企業経営の日本食レストランの多くが撤退又は、閉鎖となりました。その後、出てきたのが日本人以外の経営に依る日本食レストランです。

WAGAMAMA FACEBOOKより
wagamama by ubereatsより

そんな中で1992年ロンドンでWAGAMAMAがオープンされました。(wagamamaは日本語でselfishと言う意味。自由気まま)香港出身者に依って創業。それまでの日本食レストランは、内装も日本一色と言うところが多かったのですが、WAGAMAMAは、洋風な作りの中に和風を感じさせるスタイリッシュな全く新しい感覚の日本食レストランでした。大ヒットで連日、日本人だけでなく、ロンドン在住のアジア系、そして欧州系のお客も来店していました。

価格帯は今でこそ安くは感じませんが、前著した様に1992年頃は、日本食=超高級=非常に高い、が当たり前でしたので、それと比較するとリーズナブルにそしてお洒落な店内で日本食を味わえると言う事で大ヒットしたんだと思います。今でこそ、日本のアニメブームで日本食はかなり浸透しており認知されているわけですが、当時は、ポピュラーではありませんでした。wagamamaの新しいコンセプトがお洒落な街、ロンドンにあっていたんだと思います。

2022年現在では、世界に150店舗以上あるそうです。英国中心でヨーロッパが多く、そして、北米と中東ドバイ辺りまである様です。料理は、ラーメン、丼物、鉄板焼き(焼きそば、焼うどんの類です。)、カレー類等とバラエティーに富んでいます。見た目は、日本食と言うよりはアジアンエスニックと言う感じです。(一般の欧米人は寿司、刺身以外の日本食を殆ど知りませんでした。)このところ英国では、カツカレーブームがありますが、豚カツではなく、チキンカツ又は野菜のフライです。宗教上の理由から豚肉を避ける人達がいるのと、欧米人は一般的には、豚の脂身は避ける傾向にあります。)、メニューの名前も日本語を多く使用しています。味は、個人の好みとなりますが、日本人にはあわないと思います。(何度か食べた事はあります。ミラノの空港内にもあります。)

日本食とは大分異なるのに何故、日本食イメージを強く出しているのか?一つには、日本食は高級感のイメージがあるからだと思います。欧州では一般的に中華やアジアンエスニックは安いところが多いです。(本格的な中華等は高級ですが)高級感があるが実際はリーズナブルな値段で日本食を味わえると言うところだったと思います。

余談になりますが、1990年初頭、良く香港へ仕事へ行きました。当時は、香港には多くの日本食レストランが既にありましたが、その中でもkowloonの三越内にあった日本食レストランは何時も人気で香港人で一杯でした。当時、海外にある日本食レストランと言えば大体が寿司、刺身が中心だったのですが、そこは、日本の洋食、トンカツ、焼きそば、カツカレー、エビフライ、ハンバーグ等と言った、所謂、日本の洋食でした。wagamamaも寿司、刺身ではなく、カツカレー、焼きそばと言ったメニューが中心です。大分昔から香港人は日本食を良く理解されていたと思います。その事が切欠で香港人のオーナーがロンドンで新しいタイプの日本食をスタートしたのか?どうかは定かではありませんが、大当たりとなりました。

temakinho.comより

次にご紹介するのは、temakinho (日本語読みで”テマキニョ” =手巻き寿司。イタリア中心に欧州で店舗展開している大人気の手巻き寿司のお店です。

temakinho-Italy ブラジリアン寿司です。ブラジルで育った寿司と言われています。日本の寿司は、修行が大変厳しく一人前の寿司職人になるまでには、長い年月を要します。素材の見立てから米の研ぎ方から勉強するわけです。しかし、ブラジリアン寿司は、その様な事を一切かっ飛ばしての巻き寿司専門(握り寿司ではありません)。短期間で覚えられる寿司です。寿司の日本と海外の一番大きな違いは魚の鮮度と種類です。海外でお寿司を食べるとわかりますが、ネタは大体決まっています。サーモン、マグロ、エビ、イカ、タコ、白身1~2点、貝類1~2点、イクラ、トビコと言ったところです。(日本人経営や高級店は日本から輸入したり、地元の日系商社からウニ、アワビ、ウナギ等の高級食材があります。)つまり、ネタの種類が少ない。欧米人が特に好んで食べるのがサーモンです。従って、オーダーはサーモンに集中するわけですので、サーモンを使った手巻き寿司のメニューが多くあります。魚の種類が少ないので野菜やチーズ等と組み合わせたり、様々なソースを使ったりと工夫して進化してきたのがブラジリアン寿司です。作り方は、酢飯の上にネタ(魚屋や野菜)を乗せてソースを塗って巻き上げて丁度良い長さに切るだけです。色鮮やか綺麗に魅せるのが重要な点です。料理経験のある人なら数か月もあればバラエティー豊かに出来ます。

(海苔は外側に出ない様に裏巻にするケースが多いです。イタリア人は、海苔が表面に出ているのを食べるのを避けます。従って、海苔は内側になって見えない様にしています。)

寿司ネタが少ないところで工夫され進化した寿司です。魚の苦手な人でもソースなどで調和されているので気になりません。ブラジリアン寿司店でなくても、この手の手巻き寿司がイタリアでは大ヒットしています。

ブラジリアン寿司を意識している店は、店内もブラジルを意識した装飾となっています。これがイタリアでは大ヒットです。このtemakinhoはローマ、ミラノ等を中心にイタリア国内で店舗展開しています。

日本でもイタリアンは、日本で変化した日本風のイタリアンが中心ですね。そして、本格的なイタリアンも都心だけではなく地方にも増えてきました。それと同じようにイタリアでも前著した日本食が中心でしたが、本格的な日本食レストランも都心に増えそして、郊外にまで出店される様になっています。

イタリアでレストランを開業しよう

ミラノのファッションディストリクト お洒落なブティック、レストラン、クラブが集まる地域

世界中で日本食ブームが盛んになっています。嘗ては、海外の日本食と言うと日本食モドキが多く味も酷いものでしたが(外国人経営)、昨今では、味も大分よくなり、日本人以外の資本で大成功を収めているところも少なくありません。勿論、日系資本で成功されているところも多くあります。

ミラノは世界のファッションの中心地でもあります。ここで生まれるブランドは世界中で注目されます。ホテルやレストランもファッションと密接な関係にあります。世界中を魅了するブランドは、ホテルやレストランを手懸けています。

ヨーロッパ圏ですとロンドン、パリが日本食(日系)レストランの大きなマーケットです。どちらの街にも多くの日本食(日系)レストランがあります。しかし、この2つの街は物価が非常に高いです。レストランを行うライセンス料や家賃は東京を遥かに上回ります。そして人件費も日本よりかなり高いです。ミラノは、この2つの街と比べると日本食のマーケットは発展途上です。しかし、人件費、物価も家賃もリーズナブルです。(ミラノの生活費は東京レベルです。)

欧州の主要都市では、日本と同じ感度で提供される日本食の単価は日本よりも割高で提供されます。それは人件費や材料費が日本より高いと言うこともありますが、それ以上に本格的な日本食(ラーメンやうどん類も)には付加価値があるからです。ミラノで本格的なラーメンを食べるとなるとラーメンと餃子、ミネラルウォーターと席料で20ユーロ以上(為替は変化します。)にはなります。夜(ディナー)和食であれば単品、水、席料だけで40ユーロ以上。つまり、このレベルのお金(東京の中心地と比べても遥かに高い)を払ってでもお客さんは本格的な日本食レストランに来て頂けると言う事になります。

イタリアでレストランをオープンするには(日本在住者)

1.イタリアで会社設立 有限会社設立には代表者を含めて3名の登録が必要。内一名はイタリア在住者(日本人でも在留許可があれば可能)滞在許可書取得可能。将来的には永住権獲得も可能です。

2.会計士 会計士は会社設立から様々な面で必要であり最も重要な仕事のパートナーでもあります。ぼったくりもいるので信用のあるところと取り組みが大切です。

3.物件 物件探しはWEBにも掲載されています。地元の不動産屋が沢山あるので根気よく探すのが重要です。ミラノ市内だと賃貸だけではなく、ラインセスの売買も必要となります。市内では新規にレストランをオープンすることは無理だと思います。(新規にライセンスを発行してもらえない)従って、レストランだったところ又は運営中のレストランからライセンスを買う事になります。その価格は場所に依って大きく異なります。これが最も大きな出費となります。

*レストランだったところを買うのではなく、現在運営中のレストランを買われる事をお勧めします。その理由は、過去形の場合、不良個所を上辺だけ修理している場合が多いです。いざ購入してそのボロが剥がれてきます。買う前に修繕させる必要があります。又、近隣住民との問題、特に臭いに関する問題が出ているところもあります。訴訟問題にも発展するので、その辺りも契約前にしっかりとチェックする必要があります。

4.内装工事業者 イタリアのインテリアは世界的に評価が高い事から内装工事業者も沢山あります。こちらもぼったくりがあるので見積もりから注意が必要です。

5.労務士 従業員を雇用するのであれば給与や社会保障費、保険等の複雑な計算があります。これらは労務士が行います。相場が決まっているのでぼったくられる心配はあまりありません。(知らなければぼったくられます。)

6.経験者 (日本食であれば日本人がよいです。)イタリアでレストラン運営実務経験が2年以上ある人。レストランを営業するには、衛生管理や運営責任者が必要になります。イタリアで実務経験が2年(5年以内)あればその資格があります。相応の人物が居ない場合は、外食の衛生管理のコンサルタントと契約する必要があります。そのコンサルタントから資格を有料で借ります。コンサルタントとの契約の場合はレストランの衛生業務指導の契約を交わす場合もあります。(HACCP義務化) 商工会議者や警察への届け業務も行ってくれます。

7.スタッフ 求人サイト等で募集をかけます。シーズンにもよりますが、応募はあります。しかし、優秀な人材確保は至難の業です。

飽和状態の日本市場から今後益々有望なイタリア市場へ。今こそ、その機会です。

ヨーロッパ、イタリアへ移住しよう!一年以上編

フィレンツェ中心街 

前回の一年以内編の続きで一年以上編です。

一年以内であれば学生ビザで滞在出来ますが、一年以上となると学生ビザの更新か就労許可にて滞在許可を取る方法になります。(その他、リタイアメントや研究員等もあります)

昔は語学学校でも複数年に渡りイタリア国内で滞在許可を更新出来ましたが、年々厳しくなっている様です。また、市に依っても異なる様です。語学学校の1年ビザで1年間滞在し更新が出来なかったとしても、日本に戻りビザを取り直す事で更に1年間はビザが出ると思います。ただ、語学学校だけで3年以上となると現在は難しくなっている様です。語学学校から料理学校や芸術関係の学校又は大学進学となれば問題無いと思います。

1年間イタリアで生活してもっとここで暮らしてみたい、日本に帰りたくない、なんて人も少なくありません。1年間暮らす事で色んな事が見えてきますし、コネなんかも出来たりします。

イタリアの労働許可証は大きくわけて2通りあります。1つは、雇用されるタイプ、もう1つは個人事業者です。

日本でイタリアの労働許可証を取得するには、既にイタリアに法人があり、その企業の駐在員等と言った場合は何とか取得出来ます。(役員や管理職以上が条件になると思います)全く何もない状態から就労許可証を取得するのは100%不可能です。 

もう一つの方法としては、個人自営業者の労働許可証を申請する事です。取得する方法としては、先ず、学生ビザで入国する、そしてその後、個人事業者の滞在許可を申請するのが可能性としては最も大きいと思います。個人事業者滞在許可がおりるにも相当期間が掛かります。もし、学生ビザがその期間内(労働許可書がおりるまで)に切れる場合は、学生滞在許可更新をします。つまり、学生ビザを更新しながら、個人事業者滞在許可を申請するわけです。実際にこの方法で取得した人を何人も知っています。書類を揃えるのはかなり大変なので専門業者に依頼するのが良いです。(イタリア国内で安価でやってくれるところが多数あります。)そして、勤務先が見つかった人は個人事業者から被雇用者用の滞在許可への変更をするわけです。(イタリアの移民法は頻繁に変更がありますので最新のニュースを取得してください)

因みに、個人事業者の労働許可証で個人貿易、ガイド等の仕事が出来ます。個人事業者としてイタリアで暮らすには、毎月社会保障費(日本の年金)と税理士への支払いが発生します。日本の国民年金と国民健康保険を足した同程度の金額又はそれ以上は取られます(日本よりは高いです)。税理士は組合等の安いところに依頼すれれば大分節約する事も出来ます。

ハードルは高くないと思います。

トスカーナ イタリアでスローライフ

イタリアに6年暮らす事でヨーロッパの永住権取得申請(正確には期日のない滞在許可書)をする事が出来ます。(諸条件がありますが)これも年々厳しくなってきている様ですが、それでも、近頃でも知人等が取得出来ています。これがあればシェンゲン協定内であればどこでも居住出来ます。

ヨーロッパ、イタリアへ移住しよう!1年以内の短期移住

南スイスの街ルガーノ ミラノから列車で約30分

*記載した価格は2017年頃のものです。

今回は、移住に関して。昔は移住と言うと住居を海外へ移転するわけですので長期、少なくても3年間以上と考えていました。昨今は、YOUTUBEやBLOG等を拝見すると1月間でも移住としています。ま、期間はどうでもいいことですね。

昨今は、海外生活を経験された方も多いですが、海外生活をしてみたいけど二の足を踏み続けている方も多いかと思います。二の足を踏み続ける要因は、不安があるからだと思います。言葉の不安、金銭的な不安、治安に関しての不安、生活が出来るかの不安、他。

YOUTUBEで移住を検索してみると沢山ヒットします。近くは韓国から遠方では日本の裏側の南米、カリブ海に至るまでありますね。ヨーロッパではオランダが幾つか取り上げられています。オランダは労働ビザが取りやすいと説明されていますね。手続きが比較的簡単なのかもしれません。オランダは、普通に英語が通じます。但し、物価がヨーロッパ内でも高い方です。取得し易いと説明されているのは自営業ビザですから、当たり前ですが、自前で社会保障費や計理士代を毎月支払わなければなりません。従って、貯金に余裕がなく仕事のあてが無い場合は物価が高い国なので忽ち生活が厳しくなってしまいます。その点は十分に注意が必要です。

イタリアは3か月以内の滞在であればビザは必要ありません。3か月以上滞在予定がある場合は必ずビザが必要です。シェンゲン協定と言うのがあり、ヨーロッパの多くの国が参加しています。その地域を一括りにシュンゲン協定地域と言います。昔は、ヨーロッパ各国に3か月滞在出来たのですが、シェンゲン協定が出来てからこの地域で6か月内の3か月間迄滞在出来るとなりました。従って、3か月をシュンゲン協定地域内で過ごした方は一旦シェンゲン地域外へ出なければオーバーステイになります。(違法)6か月経過した後に再びシェンゲン協定地域に入れます。例えば、イタリアに1月、フランスに1月、ドイツに1月居たら出ないとなりません。合計で最初の入国から6か月経過した後に再入国が出来ます。もっと長い期間、シェンゲン内で暮らしてみたいと言う方は、一度日本へ帰国してビザを取得された方が安心して生活が出来ます。(取得し易いのは学生ビザ、語学学校)

先ずは、ご自分の生活してみたい国へ1月間位の予定で行ってみるのが良いかと思います。1月間暮らしてみれば、継続して暮らしていけるかどうか?判断がし易いと思います。短期間の旅行と実際の暮らしでは全く感じ方が違います。”旅行で行ってみて良かったから、1年間住んでみよう”、そして実際に暮らしてみたら全然違った、何て話も実際に少なくありません。1月間ホテルとなるとかなりの出費ですので、AIRBNB等でアパートを借りる事をお勧めします。アパートも当たり外れがあるので、1~2週間単位で借りるのも良いかと思います。又、イタリアであれば、ローマに2週間、フィレンツェに2週間、ミラノに2週間でどの都市が一番自分にあっているか実際に暮らして見ることで比較も出来ます。(移動があるので荷物は可能な限り少ない方がいいです。)

イタリアの場合、ビザの種類は、学生、就労、リタイヤ、研究者と様々ありますが、一般的には学生ビザか労働ビザになります。労働ビザにも大きくわけて2種類あり、雇用されるビザと自営業者のビザがあります。

以前、旅行でイタリアへ行った事があり、”それから好きになってイタリアで暮らしてみたい”、なんて方は先ずは学生ビザ(語学学校等)を取得する事をお勧めします。一般の方の労働ビザ取得は非常にハードルが高いです。(労働ビザ取得方法に関しては後述します。)学生ビザと言うと年齢が若い方と思われがちですが、学ぶ事に関して年齢は関係ないと思います。仕事をリタイヤされてからと言う方もいます。(北米や国に依っては年齢が高いとビザ取得理由がはっきりしていない場合、却下されるケースもある様です。)

イタリア学生ビザ取得に関しては、多くの方がBLOGを書かれているので参考とされるのが良いです。法律が時々変わる事があるので、出来る限り新しい情報を取得する様にしてください。

ローマ、フィレンツェ、ミラノと言った人気都市には幾つも語学学校があります。学校で友達も作りたいと思われる方は比較的大きな規模の学校へ、そうでない方は規模の小さなところが良いと思います。授業料も安価なところから高価なところまであります。安価なところは、先生のレベルが低い場合が多いです、高価なところは大学進学コース等もあり教師陣もしっかりしています。生活優先、お金をセーブ派は小さな学校で良いと思います。

1年間の滞在となると、AIRBNBでは割高ですね。さりとて、イタリアの都市での賃貸アパートは”貸し手”市場であり物件探しがかなり大変です。学生用にシェアルームもあります。ミラノだと400~500EUROでキッチンとバスルーム共同。一人暮らしがしたい方はアパートを借りる事となるわけですが、通常イタリアでアパートを借りる場合は契約期間が数年間(4年が一般的)になります。中には短期で貸してくれる物件もありますが貸して市場の中で更に条件を絞るとなると探すだけでも至難の業になりますね。どうしても一人暮らしがしたい方は、やはりAIRBNB等の物件を借りる事をお勧めします。理由は、イタリアでの賃貸アパートは問題が発生しやすいです。お湯が出ない、水が漏れる等の生活上の問題からデポジットの返却まで様々な問題発生の可能性があります。短期で暮らす中でこの様な煩わしい問題に直面すると折角のイタリア生活の経験が悪いものになってしまいます。(ミラノやローマは治安の悪い地域がありますので、物件を借りる際は例え学校の紹介等でも必ず下見をしましょう。)

移住に関してのアドバイスとしては、無理をしない事です。特に精神的な面で辛いと思ったら止めて帰国する事です。目標があった人もない人も精神的に辛い思いを引き摺ってまで続けると身体的にも精神的にも患ってしまいかねません。そうなる前に帰国しましょう。

日本と海外では習慣や考え方がまるで違います。慣れる事が肝心だと思います。

お気軽にご相談ください。次回は労働ビザと移住に関しての話。

ミラノの日本食レストラン

ミラノの日本人経営の和食レストランと高級日本食レストラン

日本人経営で日本からの食材を利用している本物の和食レストラン

*記載された価格(€、円)は記載した当時のレートや物価に基づいたものです。 以前、日本食レストランと和食レストランについて書きました。その続編となります。

和食レストランと高級日本食レストラン

一般の日本食レストランに関しては以前記載しているのでそちらをご覧下さい。一応説明すると

*日本食レストラン―日本人以外の経営 料金は安め 昼はall you can eatと言って食べ放題の店もあります。メニューにはお寿司以外の日本食や中華もあります。(ピザ等のイタリアンがある店も)一般的に味は期待出来ません。

ここで言う和食レストランは、日本人経営です。日本食レストランと比べると値段がかなり高価になります。しかし、熟練の板前さんが調理、厳選された素材や日本産の出汁等を使用して丁寧に調理されています。

地元のイタリア人に日本食食べた事ありますか?と尋ねると半数以上が食べた経験があり、好きだとい言います。しかし、その大半が和食店ではなく日本人以外の経営及び調理に依るものです。(近頃は、日本で修行された外国人の方が欧州で出店されるケースもあります。それらは、日本の味に近いです。ここで記載された和食店と遜色がありません。)日本に何度も言った経験のあるイタリア人は、やはり日本人経営の日本人調理の店に値段が高くても行く様です。日本で和食を食べた事のない人には違いがわかりませんからね。値段だけで比較されてしまうとなんでこんなに違うのか?わかりませんからね。それでも、噂が噂を呼んで、やはり、本物の和食を食べてみようと思うイタリア人がイタリア中からミラノの和食店を訪れる様になってきています。(イタリアの他の大都市にも和食店はあります)

個人的には、ミラノの”大阪”と言う和食店が好みでよく通ったものです。時々、all you can eatも食べますが、食べ終わった後の満足感がありません。でも、ミラノの大阪で食事をすると”美味しかった”と毎回思えます。これが一番大切なわけですが、やはりその時の財布の具合で考え込んでしまいますね。お昼ならランチメニューがあるので15~50€位で食べられます。夜は、席料等を加算すると一人で単品とビールで50€~はしますね。日本での値段と比べると大分割高となりますが、イタリアンにいい加減飽きた頃、そして、お寿司が食べたくなる頃に行くと格別な満足感を味わえます。不思議と日本に帰国してもっとグレードの高い和食を食べてもこの様な満足感がないのです。

その他の和食レストランとしては

Nobu, Yoshinobu, Endo Tomoyoshi, Sumire, Nozomi, Saketeka, Tenoha等があります。Nobuは、世界中にあり有名ですね。ミラノでもアルマーニホテルに入っています。非常に洗練された雰囲気で人気があります。

和食レストランで寿司一人前が30€~はします。ネタから見ると日本の3倍以上はする感じです。ラーメン屋で(日本人経営)一人単価夜間だと(ラーメン、餃子、水、席料)は約30€~。ランチがお得と言ってもミラノのレストランでは10€以下では食べれません。イタリアンレストランで食べても夜は50€~位が一般的です。高級店は80€~、超高級店は150€~と外食は結構高いのです。(全て一人単価。飲み物に依っては更に高くなります。)

イタリアでの外食は高価です。ミラノの和食店やラーメン屋の料金が日本の3倍しても、それでも本物の和食の味。日本人の板前や調理師が作る和食がミラノでは人気なのです。高くても売れます。

日本市場が飽和状態ですので、是非、イタリアでの出店にチャレンジしてみてください。欧州での和食店の数は、英国、フランス、ドイツの次あたりにイタリアが多いと思います。上位の国と比較すると競合、家賃、権利金、人件費等を考慮すると和食出店の市場としてのイタリアは魅力ある地域と言えます。(2021年現在)しかし、日本人的な考えで日本方式だけで無理押して失敗された例も少なくありません。又、知識の無いままに開店して大きな問題へ発展してしまったケースもあります。様々な問題がありますが、きちっと調査し上手く開店させ軌道に乗せる方法があります。

高級日本食レストラン

IYO experienceより

高級日本食レストラン 5星レベルのサービス、豪華でお洒落な店内と洗練された雰囲気、一流の調理師が厳選された食材で提供。和食と異なる点としては、フュージョンに近いスタイルです。素材も味も雰囲気も超一流です。値段も和食レストランよりも更に高価になります。しかし、他所では経験出来ない世界を満喫出来ると思います。欧米で高い評価を受けて将来は東京にも進出があり得るスタイルだと思います。

お勧めは、IYOです。ミシュランの星付き。各界の有名人も常連です

IYO omakase IYOのグループ 熟練の日本人和食調理人に依る”おまかせ”をやっています。イタリアの各界著名人にも大人気。地中海産の旬な魚等も味わえます。

ミラノに来た際は是非お試しを!