イタリア旅行

”ご自身で乗り継ぎ”のチケットに要注意 

飛行機乗り継ぎには時間が掛かります。飛行場の広さや検査の厳しさ等でも異なりますが、最低でも乗り継ぎで2時間程度の余裕のある便を選びましょう。ご自身で乗り継ぎは、アンタッチャブル。

格安航空券で自身乗り継ぎに要注意

コロナ禍からの反動、世界中で異常なインフレ、燃料高騰、ロシアとウクライナの戦争そして円安。大きな要因が重なり、嘗てない程に航空券が高騰しています。特に、日本発着が高くなっています。

ヨーロッパの往復は、中東経由(中東の航空会社)だと往復でエコノミークラス10万円以下が当たり前でした。それが、30万円近くの値段になっていました。(2023年3月。日系だと40万円近く)コロナ前と比較すると3倍から4倍の値段になっていました。

”ご自身で乗り継ぎ”と言う航空券があります。格安を超えて破格の値段(2023年3月の相場。普段なら高過ぎ)の物もあります。普段はこの手のチケットは決して手を出さないと言うか、購入した事が無かったのですが、今回は買ってみました。値段に釣られて買ってしまったと言うのが本音です。

出発地は南欧のニースで到着地はベトナムのダナンです。 ニースーイスタンブールーシンガポールーダナンとなります。経由地はイスタンブールとシンガポール。ニースからシンガポールまでは預けてあるバッゲージはスルーとなります。しかし、シンガポールで”自身で乗り継ぎ”の為に預け荷物をピックアップして再度チェックインしなければなりません。時間的には、シンガポールで3時間半あったので何とか間に合うだろうと思ったのが浅はかでした。

頭の中でシンガポールの空港に到着して荷物をピックアップして再びチェックインのイメージを浮かべました。まぁ、3時間半あれば十分だろう、なんて思っていました。普段乗り継ぎは広い空港でも2時間あれば大体乗り継ぎは出来ます。”自身で乗り継ぎ”を甘く考えていました。

ニースからの出発は問題なく時刻通りでしたが、イスタンブールからの出発が1時間半遅れていました。シンガポール空港に到着は予定より1時間半遅れでした。到着して降りるまで結構時間が掛かるんですよね。💦 飛行機が滑走路を走って中々ゲートに到着しません、ゲートに到着して降りるまでに30分近く掛かりました。これで2時間を使ってしまいました。残りは1時間半しかありません。しかし、ここからがまた長い道のりでした、肝心な事を忘れていました、一旦、外に出ないとならないのです、その為には税関での入国審査やラゲージのピックアップもあります💦。

入国審査が長蛇の列💦、そして、事前にエントリービザが必要になっていたんです。大💦 取ってなかったので入国審査前にあるコンピューターで係員の指示に従って入力してVISAを取りました。(流石シンガポール。ヨーロッパとは違い親切丁寧)そして、入国審査を経て、次は荷物のピックアップ、こういう時に限って中々荷物が出てきません、時間はどんどん経過します。残り1時間位のところで荷物が出てきて、急ぎ、チェックインカウンターを確認なのですが、シンガポール空港のまたでかい事。到着していたターミナルにはダナン行きはなく、インフォメーションで聞いて、なんと、バスで移動。漸く、目的のターミナルについて、とにかく、走りまくって(こんなに走った事はないほど)チェックインデスクに到着した時は出発40分前。出発40分前だとチェックインさせてくれません。何とか頼み込んでもダメでした。一日一便しかなく、結局次の日の同じ便に予約を入れてもらいました(格安チケットなので有料)。その日は、仕方なくシンガポールに予定外の宿泊です。買いなおしのチケット代、タクシー代や宿泊代を考えると、最初からシンガポールーダナンは別の余裕を持った時間のチケットを購入するべきでした。不幸中の幸いなのは、シンガポールーダナン間での問題発生でした。これがイスタンブールからシンガポールだったら再び高いチケットを購入しなければなりませんでした。とにかく、安易に”ご自身で乗り継ぎ”チケットには手を出さない事をお勧めします。SKYSCANNER辺りでもこの手のチケットはガンガン売っていますね。

それと、本題とは関係ないのですが、近頃 Eビザが増えています。国に依っては事前にパソコンや携帯等から入国する為の申請が必要です。国に依っては到着した際に取得できますが、国に依ってはそれが事前取得してないと入国出来ない事があります。最悪の場合、知らずにチケットだけ購入して空港でチェックインする際に、搭乗拒否されるケースもあります。必ず、事前にチェックしましょう。

イタリアの物価ー2

イタリアの物価ー爆上げが続いています。大幅な物価高に対して賃金上昇は追いつかず。

*物価や為替は変動が激しいのでご注意下さい。(記事は2023年春)

COVID-19以前と比較して公共料金の値上げはイタリアでは2倍とか当たり前になっています。その他でも、なんで?って思えるものが大幅に値上がりしています。 ”イタリア式 ボッタクリ便乗値上”げです。

イタリアで暮らし始めたのは1996年の12月から当時はフィレンツェに住んでいました。イタリア リラの時代(ヨーロ統合前)バスは90分乗り降り自由で何と約50円でした。2016年の9月からミラノで暮らし始めました。地下鉄の切符は1ユーロでした。そして、一日券が3ユーロでした。ミラノの公共交通は、地下鉄、トラム、バスがあります。チケットは共通で使用出来て更に60分以内であれば乗り降り自由と言う非常に優れものでした。

2023年の春(頻繁に料金が変更されますので注意)においては、交通機関共通でが利用出来て60分から90以内乗り降り自由へと時間延長ですが、更なる値上げに。(料金や時間の変更は頻繁なので購入時に要確認。時間切れで乗車していると検札が来た際に罰金となります。)

1.1回券 2.2ユーロ (90分利用可能)

2.一日券 7.6ユーロ

3.3日券 13ユーロ

酷い値上がり幅です。

例えば、東京の地下鉄初乗りが150円だとして、5年後に一気に300円になった感じだとどう思いますかね?(東京と大阪の地下鉄料金は世界最高水準に高いです。しかし、一気に上がったと言うより元々高かったんですよね。)勿論、ミラノの公共交通も一気に上がったわけではありません、例えば一日券、3ユーロから4ユーロ、そして5ユーロ、7ユーロで7.6ユーロ(少し誤差があるかもしれませんが)、僅か5年の間にこんなに頻繁に値上げしたわけです。

イタリアは、日本と異なり、一般的には職場からの交通費の支給はありません、自腹になります。

定期券は2016年では35ユーロだったのが、2023年では39ユーロです。(26歳以下はもっと安いです)こちらはそれ程値上げされていません。普通にチケットを購入する人は観光客なので観光客をターゲットにした値上げ大きいですね。それと、定期券を他のチケットの様に倍以上の値上げをしたら凄まじいストライキの嵐となりますからね。それにしても凄い値上げで、出張で日本から来た人達はこの値上げ率に驚いています。

レストランもかなり値上げされています。

ミラノのレストランの値上げ

先日、南フランスのニースに1週間程居たのですが、ニースの方がミラノよりもコストパフォーマンスが良かったです。宿泊は、アパートを1週間程借りたのですが、ニースの方がミラノより安いですね。ニースの方が労働者の賃金は遥かに高いですが、宿泊代、外食費もコストパフォーマンスは良いです。

ミラノの外食代の高騰は酷いと感じています。マルガリータのピザ(水牛のモッツアレラとフレッシュトマト)15€、ミネラルウオーター 3€、席料 2€で合計20€でした。COIVD-19前と比較して2~3割も上がっていると思います。日本円で3000円(2023年のレート)近いです。ミラノのレストランで席について食事するのに一番安いレベルでこの金額です。

こちらは牛のすね肉 オッソブーコです。ポテトのローストを別に注文して40€、これにミネラルウオーターと席料で45€です。日本円で6500円位ですね。

これにプリモピアットとデザート付けたら、10,000万円にはなります。因みに、このレストランは高級ではなく、中級以下のレベルです。テーブルクロスもなく、紙のランチョンマットです。このレベルのレストランで夜は平均で10,000円以上と言う事になります。日本円が安くなった?だけではありません。現在の為替レベル(2023年3月)よりも円安ユーロ高になっていた時期は沢山ありましたが、ここまで値段が上がった一番の原因は、各レストランが大幅のに値上げしたからです。ホテルや宿泊所もそうですね。 しかし、労働者の賃金上昇率が僅かなのにこんなに値上げしてしまって、需要が続くのか心配です。

イタリア チップとサービス料

国に依ってチップが必要な国があります。アメリカのサービス業はチップが給与の一部と考えられています。アメリカのホテルやレストランではチップの催促をされた経験があります。荷物を運んでもらってチップ、部屋に案内されてチップ、タクシーを頼んでチップ、ドアをあけてもらってチップ、タクシー料金に追加のチップとチップだけでもかなりな額にになってしまいますよね。

イタリアではどうなのか? よく聞かれますが一般的にはチップは必要ありません。何か特別な事を頼んだり、ルームサービスを頼んだりと言う時にチップを少し渡す事はありますがそれ以外はありません。(連泊する際に枕銭に0.5~2€を置く事もありますね。これは全く個人の自由です。)

チップはありませんが、ホテルの宿泊者へ税金が加算されます。ホテルのグレードによって異なりますが、大体1泊で1~5€。

前置きが長くなりましたが、今回はイタリアのレストランのチップに関しての話です。基本的にイタリアのレストランではチップの支払いは必要ありません。レストランにはcopertoと言うのがあります。これは席料ですね。レストランのグレードによりますが、1~5€ 食事された料金に加算されます。大体のレストランではパン等が出されますが、それらは無料です。Copertoがあるから、それに含まれていると認識されている方もいる様ですが、それは違います。パンも何も出ないところもあります(日本食店やイタリアン以外のレストランでは何も出ないところも珍しくありません)、それでも、copertoは請求されます。copertoは各人に対して請求されます。例えば、4人でワンテーブルであれば4人分のcopertoが請求されます。何も注文しないで会話だけの為にそのメンバーにいる人もいます、そんな時はウエイターから何も注文をしないのであれば店を出て下さいと言われます。それは当たり前の事ですが、そんな道徳心と言うか店に対しての最低限のリスペクトもない人はどこでもいます、そんな人は退場するべきです。

食事料金に対してのcopertoはアメリカのチップと比べると大分小さいです。アメリカではチップは従業員の給与の一部ですが、イタリアのcopertoは店の利益の一部になります。

チップ制度のある国から来られた人が、イタリアはチップ制度がないのでサービス料的なものは支払わないで良い、だからcopertoなるものも払わない、と勘違いされている方が時々います。copetro料金はメニューに記載されています。coperto料金は絶対に支払わなければならないものです。

全てのレストランと言うわけではありませんが、一般的に昼はcopertoを取らないところが多いです。(昼でも土日は請求するところが多い)

それと、稀にあるのですが、coperto 以外にサービス料を請求するところがあります。それらはメニューに記載されている筈なので注意が必要です。観光客が多い名所周辺はその手の店が多いので事前にgoogleのクチコミ等で調べた方が無難です。観光地でも人気店はその手の事はしません。メニューに記載されていれば支払わなければなりません、逆に記載されていなければ支払わなくても良いわけです。(小さな字で記載されている場合もありますので注意。グーグルの口コミで調べた方がいいです。

観光地に多いボッタクリ レストラン

酷いところだと、サービス料と席料とcopertoを請求するところがあります。但し、これもメニューに記載されていれば後の祭りです。メニューに記載されていないのにサービス料や席料を取られた場合はクレームをするべきです。(フィレンツェで一度経験がありました。会計する各客がもめているので気が付きましたが、後の祭りです。)

日本人がローマのレストランで10万円請求されたとかニュースに出た事が何度かありましたね。それはボッタクリです。イタリアはボッタクリがあるので要注意です。大体が、観光名所にあるレストラン(料理は不味い)(呼び込みしているところは要注意)。客に高いワインを売りつける、又は、言葉がわからないのを良いことに勝手に高いワインをあけてしまい、あなたがオーダーしたから開けた等と言う。請求書には食事代(食事代はメニューに記載されているのでボッタくれません。)ワイン代(超ぼったくり)、そして、サービス料と席料を20%とか取ります。

出来れば入る前のグーグルのクチコミで調べると良いです。

元々、非常に高い席料を取るカフェやレストランも多く存在します。例えば、ベネチアのサンマルコ広場、フィレンツェの中心街で景観の良いカフェ、ローマのスペイン階段やベネチア広場周辺 その様な場所のカフェはとても高い席料を追加するので要注意です。他でカフェを飲めば5€程度で済むところを、その様な場所だとカフェ一杯で20€取られる事も珍しくありません。これはボッタクリではありません。その様な景観の中でならこの値段でも良いと考える人も少なくないのです。観光地のカフェは席について飲むと席料が掛かります、しかし、立ち飲みであれば席料は掛かりません。ウエイターは大体、席に着くように案内しますが、しっかりと断れば問題ありません。しかし、観光に疲れたら、座って飲み物を飲みたいものですよね。そんな時は腹を決めて、ま、高くても今回はいいやと思って飲めば納得出来ると思います。気持ちの問題ですよね。

イタリアの銀行

知らないと大変な事になる。

Banca Intesa San Paolo Milano – ここでよく店の両替(小銭の補充)をしてもらいました。笑

イタリアの銀行は最悪と言う表現が最も相応しいと思います。出来る事なら使いたくありません。対応はかなり横柄であり時間が掛かり、手数料も高い。残念ながらどこも一緒なので銀行を変えても解決しません。

銀行は市民生活に必須なわけで、公共性が非常に高いものです。従って、市民生活に寄り添う形で存在するべきだと思います、が、イタリアでは全くその様には機能していません。

日常でも、例えば2000€引き出そうとATMでやると現金がありません(笑)冗談の様なメッセージが出る事も珍しくありません。で、窓口に行っても現金がそれだけないと言われた事があります。(笑)(口座に依っては、一度に引き出せる金額や月に引き出せる限度額が異なります。)

コンピューターが止まってしまって何も出来ませんと窓口で言われた事も何度かありました。因みに、銀行はUNICREDIT欧州でも10指に入るメガバンクです。

イタリアで生活する上では銀行口座はどうしても必須となりますね。お勧め出来る銀行はありませんが、ATMが多いのはUNICREDITとBANCA INTESAです。

イタリアの銀行は、年間で100€程度の手数料が掛かります。これは銀行や口座に依って違います、例えば、年間の手数料は安くても現金引き出しや残高確認に手数料が掛かるとかあります。ただ、大体年間100€位は掛かると言う点では同じです。

どこの銀行もオンライン口座もあるので、オンライン口座を選択すれば手数料はかなり抑えられます。N26銀行と言うドイツ本部のオンライン専用銀行もイタリアにあるので便利です。(N26銀行は口座開設簡単なのでお勧めです。デビットカード機能があり、マスターカードのマークのあるATMで現金を引き出せます)

注意する点としては、どこの銀行も現金の入金は出来ないと思った方が良いです。日本だと10万円だろうと100万円だろうと問題無く現金入金出来ましたよね。(何度かやっていますが、問題になったことはありませんね。ただ、毎月、数百万円とかの現金を入金するのは、その現金入手の証明がないと問題になるかもしれませんね。)

イタリアでは、送金手段以外でのお金の入金は出来ません。しかし、技術的には可能です。ATMに現金を入金する箇所があります。実は、それに従って、半年に渡り毎月2000EUROずつ現金で入金しました。その後、銀行より連絡があり、入金した現金の出処証明を出してください、との事でした。それに関して、以前から家に現金をまとめて置いてあった分を2000€ずつ毎月自分の口座へ入金しただけですと伝えたところ、口座を強制的に閉じられてしまいました。これには本当に驚きで酷い目にあいました。急遽、他行でオンライン口座を開設してそちらに移しました。

イタリアは、日本と異なり脱税やマネーロンダリングが非常に多かった国です。イタリアだけではなく先進国はどこでも現金の取り扱いに非常に厳しくなっています。日本の様に未だに現金で色々と決済出来るのは、日本と言う国がそれ程までに安全であり信頼出来る国と言う事ですね。海外からの観光客等がよく日本はカードが使えないところも未だ多く不便、日本は先進国なのに遅れている、等との記述を目にしますが、確かに不便さはありますが(日本の金融庁の規制が多過ぎるのも事実)、決して遅れているのではなく、それ程に日本は安心、安全だと言う事ですね。日本でも勿論、脱税する人は多いですが、イタリアは、個人事業主の殆どは脱税していると言っても過言ではありません。1000€以上の支払いは現金は不可の法律もありました。(3000€にしたのか?)それ程、現金決済に依る脱税が横行していたわけです。脱税やマネーロンダリング等を取り締まる事から現金決済、現金での入金を厳しく取り締まっているわけです。

銀行口座を開くのであればオンライン口座の選択がよいです。ビジネスをする方は会計士に相談して口座を作るのが良いと思います。

海外でどんどん進化する日本食

今回は、ヨーロッパで生まれて発展した日本食レストランをご紹介します。

寿司、刺身以外での日本食店wagamama UK

1990年頃までのヨーロッパでは、日本食レストランと言えば日本人経営しかなかったと思います。(当時、筆者は英国在住)日本はバブル絶頂期の頃でした。日本料理店はどこも、高級料理店のイメージでした。お客さんの多くは日本人観光客や日本人駐在員とその家族と言ったところでした。はっきり覚えていますが、1990年ロンドンの某日本食レストランにてすき焼き定食が1万円してました。(一人用のすき焼き定食です。)牛丼は4000円。それでも当時、そのレストランを始め、他の日本食レストランも何時も日本人客で一杯でした。その後、日本経済のバブルは破裂してそれらの日本企業経営の日本食レストランの多くが撤退又は、閉鎖となりました。その後、出てきたのが日本人以外の経営に依る日本食レストランです。

WAGAMAMA FACEBOOKより
wagamama by ubereatsより

そんな中で1992年ロンドンでWAGAMAMAがオープンされました。(wagamamaは日本語でselfishと言う意味。自由気まま)香港出身者に依って創業。それまでの日本食レストランは、内装も日本一色と言うところが多かったのですが、WAGAMAMAは、洋風な作りの中に和風を感じさせるスタイリッシュな全く新しい感覚の日本食レストランでした。大ヒットで連日、日本人だけでなく、ロンドン在住のアジア系、そして欧州系のお客も来店していました。

価格帯は今でこそ安くは感じませんが、前著した様に1992年頃は、日本食=超高級=非常に高い、が当たり前でしたので、それと比較するとリーズナブルにそしてお洒落な店内で日本食を味わえると言う事で大ヒットしたんだと思います。今でこそ、日本のアニメブームで日本食はかなり浸透しており認知されているわけですが、当時は、ポピュラーではありませんでした。wagamamaの新しいコンセプトがお洒落な街、ロンドンにあっていたんだと思います。

2022年現在では、世界に150店舗以上あるそうです。英国中心でヨーロッパが多く、そして、北米と中東ドバイ辺りまである様です。料理は、ラーメン、丼物、鉄板焼き(焼きそば、焼うどんの類です。)、カレー類等とバラエティーに富んでいます。見た目は、日本食と言うよりはアジアンエスニックと言う感じです。(一般の欧米人は寿司、刺身以外の日本食を殆ど知りませんでした。)このところ英国では、カツカレーブームがありますが、豚カツではなく、チキンカツ又は野菜のフライです。宗教上の理由から豚肉を避ける人達がいるのと、欧米人は一般的には、豚の脂身は避ける傾向にあります。)、メニューの名前も日本語を多く使用しています。味は、個人の好みとなりますが、日本人にはあわないと思います。(何度か食べた事はあります。ミラノの空港内にもあります。)

日本食とは大分異なるのに何故、日本食イメージを強く出しているのか?一つには、日本食は高級感のイメージがあるからだと思います。欧州では一般的に中華やアジアンエスニックは安いところが多いです。(本格的な中華等は高級ですが)高級感があるが実際はリーズナブルな値段で日本食を味わえると言うところだったと思います。

余談になりますが、1990年初頭、良く香港へ仕事へ行きました。当時は、香港には多くの日本食レストランが既にありましたが、その中でもkowloonの三越内にあった日本食レストランは何時も人気で香港人で一杯でした。当時、海外にある日本食レストランと言えば大体が寿司、刺身が中心だったのですが、そこは、日本の洋食、トンカツ、焼きそば、カツカレー、エビフライ、ハンバーグ等と言った、所謂、日本の洋食でした。wagamamaも寿司、刺身ではなく、カツカレー、焼きそばと言ったメニューが中心です。大分昔から香港人は日本食を良く理解されていたと思います。その事が切欠で香港人のオーナーがロンドンで新しいタイプの日本食をスタートしたのか?どうかは定かではありませんが、大当たりとなりました。

temakinho.comより

次にご紹介するのは、temakinho (日本語読みで”テマキニョ” =手巻き寿司。イタリア中心に欧州で店舗展開している大人気の手巻き寿司のお店です。

temakinho-Italy ブラジリアン寿司です。ブラジルで育った寿司と言われています。日本の寿司は、修行が大変厳しく一人前の寿司職人になるまでには、長い年月を要します。素材の見立てから米の研ぎ方から勉強するわけです。しかし、ブラジリアン寿司は、その様な事を一切かっ飛ばしての巻き寿司専門(握り寿司ではありません)。短期間で覚えられる寿司です。寿司の日本と海外の一番大きな違いは魚の鮮度と種類です。海外でお寿司を食べるとわかりますが、ネタは大体決まっています。サーモン、マグロ、エビ、イカ、タコ、白身1~2点、貝類1~2点、イクラ、トビコと言ったところです。(日本人経営や高級店は日本から輸入したり、地元の日系商社からウニ、アワビ、ウナギ等の高級食材があります。)つまり、ネタの種類が少ない。欧米人が特に好んで食べるのがサーモンです。従って、オーダーはサーモンに集中するわけですので、サーモンを使った手巻き寿司のメニューが多くあります。魚の種類が少ないので野菜やチーズ等と組み合わせたり、様々なソースを使ったりと工夫して進化してきたのがブラジリアン寿司です。作り方は、酢飯の上にネタ(魚屋や野菜)を乗せてソースを塗って巻き上げて丁度良い長さに切るだけです。色鮮やか綺麗に魅せるのが重要な点です。料理経験のある人なら数か月もあればバラエティー豊かに出来ます。

(海苔は外側に出ない様に裏巻にするケースが多いです。イタリア人は、海苔が表面に出ているのを食べるのを避けます。従って、海苔は内側になって見えない様にしています。)

寿司ネタが少ないところで工夫され進化した寿司です。魚の苦手な人でもソースなどで調和されているので気になりません。ブラジリアン寿司店でなくても、この手の手巻き寿司がイタリアでは大ヒットしています。

ブラジリアン寿司を意識している店は、店内もブラジルを意識した装飾となっています。これがイタリアでは大ヒットです。このtemakinhoはローマ、ミラノ等を中心にイタリア国内で店舗展開しています。

日本でもイタリアンは、日本で変化した日本風のイタリアンが中心ですね。そして、本格的なイタリアンも都心だけではなく地方にも増えてきました。それと同じようにイタリアでも前著した日本食が中心でしたが、本格的な日本食レストランも都心に増えそして、郊外にまで出店される様になっています。

イタリア コロナウィルスとグリーンパス

6っか月ぶりの投稿です。実は、体調を崩して入院をしていました。その件は別に記載します。

さて、イタリアのコロナウィルスとEUグリーンパスに関してお話します。

2021年8月5日現在、陽性者6,590人 陽性率2.6%。

ワクチン接種率 1回目終了64%, 2回目終了53.8%となっています。

陽性者は、サッカーのヨーロッパカップが終了した辺りから一気に感染者数があがりました。イタリアが優勝しましたからね。人との間隔どころかマスクも付けずに大騒ぎしていましたから、当然ですね。但し、陽性率が2.6%と低い水準です。イタリアはワクチン接種が多かったのは6月から7月ですから、アメリカやイギリスに比べて未だ予防効果高かったのかと思います。

日本は、物凄い勢いで感染が広がっていますね。8月4日時点で14,000人の感染者で陽性率が何と11.9%と危険水位の5%の倍以上となっています。(東京の陽性率は20%を超えてかなり危険を超えてヤバい状況です。)

EUでは、各国のコロナ感染にあわせて色別に危険度を区分けしています。つい、一月前までは、日本は安全国グループ内となっていました。8月4日時点でもその変更はありません。しかし、EUは、数週間単位で基準を変更するそうです。従って、日本の現在のコロナ感染状況だとほぼ確実に危険国ゾーンに入れられてしまうと思います。そうなるとどの様な事になるかと言うと、現在、日本からイタリアへの入国はワクチン接種証明又はPCR検査の陰性証明で隔離無しでした。しかし、危険国ゾーンになると、それらがあっても7日間又はそれ以上に入国後の自主隔離が必要になります。折角、日本からの観光客受け入れに積極的だったイタリア経済としては非常に残念な事ですね。(イタリアで隔離、日本帰国で隔離では仕事になりせんね。)

8月4日時点で日本のワクチン接種証明の受け入れを発表したのは5か国のみです。フランスやドイツはそこには入っていません。その理由は、この手の事柄は相互的であるのが国際ルールです。日本側がフランスやドイツから接種証明を持って入国しても隔離が必要とする以上は、フランスやドイツも日本からの旅行者に対して同じ制約を課す事になります。

EUグリーンパスが導入されました。イタリアでは1回でも接種が完了するとこのパスが発行される様です。但し、1回の接種(J&J等一回の接種でもOKなワクチンもあります)では活動範囲がかなり限られてしまいます。

イタリアは、8月6日からEUグリーンパスが本格始動します。レストランやバーの店内、スポーツジム、映画館、劇場、そして、公共交通機関でもこのグリーンパスがないと入れません。1回の接種でもOKなところと2回接種していないとダメなところがあります。(48時間以内の陰性証明でもOK)接種をしていない人達には非常に生活し難い環境となってしまいます。違反に関しては、客と受け入れ側の双方に罰金があります。受け入れ側が3回違反を繰り返すと営業停止になります。接種対象となっているのは12歳以上と言う事もあり反対者も多数います。イタリア中の都市で大きな反対デモが繰り広げられています。(フランスも)

グリーンパスがあればEU内ではコロナ前の様に自由に行動出来ます。(但し、感染が拡大した国からの入国は同じEU内でも規制される場合もあります。)しかし、270日と言う期限がある上に、検査で陽性になった場合は、グリーンパスが失効されます。(EU内の検査)

人とウイルスとの闘いは一体いつまで続くのでしょうか?先進国の多くはワクチン接種に依って重症化を防ぐ事が出来る様になりましたが、一方、開発途上国の接種率は低くアフリカに至っては殆ど実行されていないレベルです。もし、接種が遅れている国や地域で更にウイルスの毒性が強く変異した場合は一体どうなってしまうのでしょうか。

本日の日本のニュースで軽症者や中程度の症状者は自宅療養に成るとの事です。イタリアは、自宅療養で家庭内感染が激増しました。その当時、医療体制は完全に崩壊して、コロナのホットラインも救急車も電話につながらない状況でした。亡くなった方が凄く多かった事から火葬場での処理が追い付かい程でした。そんな様子を毎日テレビのニュースで見ていました。身近で起こっている事ですから、本当に怖いの一言でした。イタリア人の誰もがそう感じていたと思います。

外ではマスクを外しても良い事になっていますが、年配者は接種完了してもマスクをされている方が多いです。若い層はマスクを外している人を多く見かける様になりました。コロナ感染拡大が始まって1年数か月経過しており、自分は、感染しても発症しないと思っている人が多い様です。それは、どこの国でも同じでしょう。若い層の半分位は接種を完了していませんのでデルタ株が再び感染拡大する事になるかもしれません。そう言った事もあっての生活の中でのグリーンパス始動なのでしょう。

航空会社との相性-3

航空会社との相性ってある?酷い目にあったアリタリアでの往復

前回の続きになります。アリタリアでのローマ経由プラハ行き(往路)を前回はお伝えしました。今回は、復路です。往復で問題が発生したわけですが、復路は前代未聞の話になります。

プラハからのローマ経由フィレンツェ便は、午後便でした。プラハの街から空港まではタクシーで空いていれば20分程度です。余裕を持って出発2時間前には空港に到着していました。腹が減っていたので空港でチェコのグヤーシュとクルネードを食べて時間調整。チェコ料理はまったりした味付けが多いですが、好きです。

定刻通りの搭乗となりアリタリアに乗り込みました。ローマでのトランジットは2時間ありましたので、”これなら余裕だな”と一安心。プラハからローマ迄は約1時間45分のフライトです。ローマ到着は17時近くでした。ローマに到着後に乗継便の確認をしたところ45分遅れと出ていました。”45分遅れ。。ま、イタリアでは毎度の事だ、45分程度なら仕方ないな”ってな感じでローマ フィウミチーノ空港でブラブラと時間調整。で、そろそろかなって感じで再び時間を確認すると”90分遅れ”に変わっていました。”またかよ”。。。この後、遅れは120分に変更、そして120分経過した後は”DELAY(遅れ)”のみで時間は出てこなくなりました。”おいおい、いい加減にしてくれよ”ってな感じで、搭乗口ではクレーム客で溢れていました。ローマ到着から実に待つ事6時間以上の23時30分に漸く、搭乗手続きが開始されました。”時間の遅れはあったとしても何故ここまで変更に次ぐ変更なのか?”誰もがブツブツと独り言の様に言い放ち搭乗していきます。

搭乗して異変に気が付きました。往路のフィレンツェーローマ便よりも機体が小さいのです。全員が搭乗出来たと思いますが、座席の横幅が狭いのです。ま、それでも、”無事に乗れて出発だ、やれやれ”ってな思いでした。しかし、搭乗して結構時間が経過しても中々出発しません。なんか、嫌な予感がしました。アナウンスで”搭乗した機は予定していたものと異なり小型となりました。航空法により積載重量に問題があります。16名分の荷物をここローマに残して行く事になります”と。。”えっ、そんなのあり” 機体を変更した事、それが小型化した事は乗客には関係ありませんからね。誰もがそれは怒りました。”いい加減にしろ”怒鳴り声があっちこっちで起こります。キャビンアテンダントへ詰め寄る人達があらわれます。少し静かになり、話がついて解決したのかな?と言う雰囲気になり、”機体を変えてもらえるのかな”と期待をしつつ事の成り行きを待っていたところ、アナウンスで”色々とやってみましたが、8名分の荷物は載せられません、明日でもここフィウミチーノ空港からご自宅へ配送致します”との事でした。勿論、誰もが怒り心頭です。イタリアでこの状況下で配送なんて全くあてに出来ない、そんな事はイタリア人も住んでいる我々もよくわかっています。それでも、機長からのアナウンスで”航空法?なので選択肢はありません”との事でした。誰のスーツケースが落とされるのかわかりません。”ロシアンルーレット”をされている気持ちでした。

出発した時は既に日が変わっていました。1時間位は、機内で押し問答していたと思います。頭の中では落とされる荷物の事ばかり連想しています。

出発して30分位経過したところで又アナウンスです。”到着予定のフィレンツェ空港が時間で閉鎖してしまいました。従って、投機はジェノバの空港へ向かいます。” ”えっ、また、そんな。。なら、事前にフィレンツェ空港へ連絡しておくべきだろ!” ”ジェノバの空港って。。めちゃ遠い。車で4時間は掛かる。そりゃ、酷いだろ”と我々の思いは全くの無視で便はジェノア(ジェノバ)の空港に到着しました。ここでアナウンス”皆様ご心配いりません。バスをチャーターしてありますので、ここジェノアからフィレンツェ空港までお送り致します”との事。”当たり前だろ、他にどうやってこの夜中にジェノアからフィレンツェまで行くんだ”。

ジェノアの空港に到着。さて、自分の荷物が出て来るかどうか?誰もが戦々恐々としています。当たりか外れか?外れた場合、その人(自分かも)には更なる問題が待ち構えています。ここイタリアではそれは苦難となる事は誰もがわかっていますので真剣な面持ちで荷物が出てくるのを待っています。自分の荷物が出て来るとほっとした顔でその場からどんどんと去っていきます。運よく、荷物がきました。その時は”神に感謝”の思いでした。

乗客たちが出口付近に集まっていました。ジェノアまで迎えに来る親族や友人もいた様です。彼らはバスには乗らずに迎えを待っていました。観光バスの様なのが何台か到着しました。我々は、乗り込み、更に約4時間のバス旅行、それも真夜中。

フィレンツェに到着した時間は未だ真っ暗な朝方5時頃です。タクシーもありません。仕方ないので電話でタクシーを呼び、漸く、自宅に到着出来ました。体力も気力も失せていました。全く悪夢のような冗談の様な一日でした。

荷物が来なかった人達の事が頭に浮かびました。誰の荷物が来なかったのか?申し訳ない思いがして”誰がと言うのは”見る事は出来ませんでした。”どうなるんだろう?荷物はちゃんとくるわけがない。たいへんだな。”

番外編 フィレンツェでのロスバケ 

以前、フィレンツェでロスバケがありました。”荷物が到着次第、電話で連絡します”とフィレンツェのLOST LUGGEGEの受付員がやる気のない態度で伝えてきました。今、荷物はどこにあるのか?それもわかりません。その場で押し問答しても受け付けてもらえないのがわかっているので、荷物がないままで帰宅しました。次の日、空港から電話が無いので、こちらから電話を入れましたが終始通話中。何度電話をしても通話中。2日、3日と続けて電話入れても何時も話中。これは電話受付をしない様にしていると思いました(酷いもんです)。仕方がないので、空港へ行きました。フィレンツェの空港は街から30分程度で行けます、とは言え、仕事もありますからね。自営業でなければとても対応出来ませんよね。

空港到着後、LOST LUGGAGEの受付に行き。”もう、4日間も経過しているんですが?” 受付担当の女性は、”ちょっとまって、見てみるから”と、どっちが悪いのかわからない様な態度。で、ほんの5分程度での返事は、”ありませんね。到着したら連絡します”との事。”ちゃんと調べたのかよ?おいおい、3日間、何度も電話しているのに何時も話中だったけど”と言うと、”そう? 電話するタイミングが悪かったんじゃないの?”てな返事。少し怒った感じで”どこにあるのか、何時届くのか?3日間経ってもわからないの?”と伝えると ”わからないわよ! 私のせいじゃないでしょ!”逆切れされました。”そんならここに沢山あるから、自分でも探してみれば”と言われました。えっ、そんなのあり? でも、もしかしたらと期待の気持ちもあり、”なら見させてもらいます”と伝えると入り口を開けてボディチェックも無しで中に入れてくれました。と言うか、”勝手に見て”って感じです。まあ、ないんだろうな、と思いつつ、見てまわると、何とそこにあったのです。それを女性担当者にその場で伝えると、”あなたはラッキーだったわね”と言われました。ラッキー?ってお前がちゃんと見ていなかっただけじゃん。そこには、部屋狭しと沢山のスーツケース類が主人?が来るのを待っていました。ここイタリアでは、ロスバケ=ディレイデリバリーが本当のロストバッゲージ(荷物を失う)になってしまうのでしょうね。

アリタリアとはこの後もロスバケや問題が発生しました。流石に”相性が悪い”と信じる様になりました。アリタリアしかフライトがない場合は列車を乗り継いで目的地へ行くようになりました。”航空会社との相性”はあるんですよね。

イタリアのクリスマス- コロナ禍

コロナ禍でクリスマスの飾りが激減したイタリアのクリスマス

イタリアのクリスマス
ミラノ 2020年12月12

例年だとミラノの小さな商店街でも綺麗なクリスマスの飾りが見られます。今年は、飾りの無い通りが殆どです。イタリアはコロナで亡くなった方が非常に多い事から今年は色々な意味で静粛なクリスマスになるようです。コロナウィルス第三波の11月から非常事態宣言が続いており人出も激減しています。↑の写真は、ミラノで最も人が多く集まるアーケードの中心です。例年だと年末のアメ横の様に混雑していますが、今年は3割程度の人出だと思われます。観光客が全く居ないわけですから、こうなりますね。

12月12日現在、ミラノのあるロンバルディア州は、本日からコロナウィルスの危険度が黄色になりました。以前のブログで記載しましたが、危険度は、黄色‐オレンジ‐赤となっており黄色は最も緩い規制です。それでも、非常事態宣言には変わりはないので夜間10時以降の外出禁止は同じです。

12月21日から1月6日迄、州を超えた移動を禁止。12月25、26、12月31日は、市を超えた移動禁止となっています。

2020年12月12日

EU圏の移動は自由なのですが、どこの国も感染が拡大しており国に依っては入国時にPCR検査陰性証明(72時間以内のもの)が必要です。感染拡大地域からイタリアへの帰国も検査証明等が必要になっています。ヨーロッパ各都市の美術館等も閉館していますし、イタリア同様に夜間10時以降の外出禁止を行っている国が殆どなので旅行しても観光したりレストランで食事を楽しむと言う事は出来そうにありませんね。

例年でのヨーロッパのクリスマスは

日本と比べて静かです。公共交通機関の最終も早いです。25、26日は、殆どのお店が閉まっています。

イタリア人は、クリスマスをどの様に過ごしているのか?人に依りますが、多くの人が家族と家で過ごす事が多いです。友達を招待又は招待されて家でのクリスマスパーティー。24日の晩からひたすら食べて0時に教会へ行き、家に戻ってまたひたすら食べる。25日の昼に教会へ再び行き、家に戻って家族で食事、そんな感じでしょうかね。クリスマスは家族と一緒と言うのが一般的です。

レストランで過ごす方も少なくありません。24日はクリスマスディナー、25日はクリスマスランチ。どちらもレストランでのクリスマスメニューは決まっていて、ワインが付いたセット料理となります。

何を食べるのか?クリスマス一月前辺りからスーパーの食品売り場には、羊と七面鳥が非常に多く並びます。それと、パネットーネ、パンドーロ、チョコレート類が一気に増えます。パネットーネ、パンドーロと言うのは円錐の様な形をしたパンケーキの様なものです。日本のクリスマスケーキは、クリスマスの日に食べるわけですが、イタリアではお祭りの時期になるとパネットーネとパンドーロを毎日ひたすらに食べます。羊の肉やターキーは聖書に由来したこの時期の食事です。これも、クリスマス前からひたすらに食べています。日本の様におせち料理的なものはありませんが、流石にクリスマスの時期は、普段売っていない高級食材もスーパーに並びます。チョコレート類が増える理由はわかりませんね。普段甘いものを我慢しているところをクリスマスくらいは自分に又は子供へと言ったところでしょうかね。イタリア人に聞いてもわからないと言う返事でした。

クリスマスプレゼント。イタリアは、家族は勿論、友達や仕事の取引先と多方面に渡りクリスマスプレゼントを交換します(贈り贈られ)。例年だと12月初頭からクリスマス迄は一年で最も物が売れる時期です。先日、財布を買いにブランド店へ行きましたが、コロナで入店規制していました。一時間以上並ぶ感じだったので諦めました。今年は、オンラインでのプレゼント買いが多い様です。イタリアは配送に問題があるので、オンラインでもこれから(12月中旬)だと商品に依ってはクリスマスに間に合わないでしょうね。

元々、我慢をするのが苦手なイタリア人ですので、かなり皆、コロナ禍規制でストレスが溜まっています。クリスマスパーティーでコロナ感染が再び増える様な気がします。

ここで一旦、今回のブログのタイトル イタリアのクリスマスを終えていたのですが、様子が全く異なって来たので追記します。

la repubblica紙より

↑の写真は12月14日のミラノ中心街です。あれっ?前日まで3割程度の人出だったのに。

12月14日から殆どの地域が最も緩い規制の黄色ゾーンになりました。政府は、感染率など幾つかのポイントが下がっている事から規制を緩和したとの事です。しかし、感染者は、相変わらず1日 12,000~20,000人、死者数は一日で450~850人出ています。ドイツ等は、これよりも低いのに規制強化して来年までロックダウンしました。

しかし、それにしても緩和したからって、まるで堰を切った様にミラノ中心地に人が流れ込んだ感じですね。12月21日から州を超えての移動が禁止になります。従って、ミラノのあるロンバルディア州外の人たちは、今の内にミラノに買い物に行かないとなんて思った人達が。。。。それが↑の写真なんでしょうね。この状況写真を見せられたら流石に行く気は失せると思うのですがね。なんて事は考えないのでしょうね。日本と異なり、政令で禁止となれば罰則がつきますから誰もが守ります。それが無くなると一気にこんな風になってしまいます。各自が自粛しなければ、なんて余り考えない人が多いのかもしれませんね。

それにしても、年末から来年初頭には一気に感染者は拡大してしまいそうですね。そうすると、また、ロックダウンして。それの繰り返しになりそうですね。

我慢が苦手なイタリア人なんですよね。

イタリアの郵便局

凄まじき イタリアの郵便局

イタリアの郵便局の悪い意味での凄さは有名です。数々の伝説があります。

日本からクリスマスカードを12月上旬に送るとイタリアに到着するのは1月中旬以降になります。

村上春樹さんの本にもありましたが、以前は郵便物が紛失する事も珍しくなかったです。(2020年現在では紛失は聞かなくなりましたが、その他の問題は相変わらずあります。)日本から日本国外に出るまでは早いのです。それは、日本郵便ですからね。それこそ、2~3日で日本を出ています。イタリアに到着してからが郵便物の長い旅となります。放置されているのか?一応、追跡出来るのですがね。全くあてになりません。

イタリアに住み始めた頃、日本から荷物を送ってもらった事がありました。EMSビジネス郵便でした。英国、ドイツ等だと大体1週間位で荷物が到着します。2週間を過ぎた頃、送って頂いた友人へ連絡して”まだ、こっちに着かないけど”と言うと、友人もびっくり、”えっ!もう2週間も経過している、それならこっちの郵便局で調べてもらうよ”ってな事になり調べてもらいました。すると、発送元の郵便局の支局から2日間で日本を出ていました。そして、11日前には、イタリアの飛行場に到着していました。そこまでは、日本でも追跡出来ます。友人が、”この先の追跡は日本では出来ないらしいから、イタリアの郵便局に問い合わせて”との事でした。その当時は、イタリア郵便局の”凄まじさ”を知りませんでした。とにかく、郵便局へ聞いてみようと思い、最寄りの郵便局へ行きました。

日本だと”ちょっと郵便局へ行ってきます”つまり、郵便局の用事は、”ちょっと”で済む場合が多いですね。イタリアの場合は”ちょっと”では済みません。かなりの時間待たされる事が多いです。今でこそ、順番札を取って待てる様になりましたが、当時(20年以上前)は、順番札もなく並んで待たされました。並び方もそれは酷いもので、割り込みが当たり前の世界でした。たかが郵便局の”ちょっと”の用事なのに精神的にも肉体的にも擦り減ってしまいます。

漸く、順番が来て事の次第を尋ねると”それは、SDAの管轄だからSDAに聞いてちょうだい”との返事でした。SDAと言うのは民間の宅配業者ですが、イタリア郵便局グループとなっており、EMSビジネス郵便の宅配をやっている業者の様です。SDAの連絡先を教えてもらい、家に戻ってSDAに電話をしてみました。そしたら、”SDAは、郵便局の指示にて宅配しているので、本件に関しては郵便局へ聞いてください。”との事でした。つまり、両方ともに調べる事もせずに、たらい回しですね。この辺りで既に20日間位経過していました。

前回は家の近くの小さな支局だったので、今度は、フィレンツェ中心にある大きな郵便局(本局?)へ行ってみました。前回以上に凄まじく大混雑していました。かなりの時間、ひたすら並んでやっと順番にこぎ着けました。前回と同じ質問をしたところ、同じ様な返事が返ってきました。(SDAに聞いてくれ)ここで諦めたら、”イタリア式果てしないたらい回し”になるのは目に見えていたので必死に食い下がりました。そうしたら、”ちょっと待ってなさい”と言われ電話で”ミラノの国際局へ電話を入れてみ”るとの事でした。当時は、未だ、ネットが普及していませんでしたし、パソコンもWINDOWS95が発売されたばかりの頃でした。調べたところ、大分前にミラノの国際局を出発してフィレンツェの集荷所に到着しているとの事でした。その理由を問いただすと、当然の様に、”わからない”でした。とにかく、急いで、配達してもらう様に指示してもらいました。この後、1週間経過しても到着しないので、再び、この本局へ行きました。前回とは担当者が違いましたが、くいさがって調べてもらいました。フィレンツェの集荷所へ直接目の前で連絡入れてもらいました。結局、家に荷物が到着したのは、友人が日本の郵便局へ出してから45日経過していました。(EMSビジネス便です。)

昔とは違い昨今では流石に、書留やEMS郵便で不在の場合、不在票をポストに入れてあります。

日本から重要な書類をEMSで送ってもらったのですが、1週間、10日、経過しても到着しません。で、ミラノの勤務先近くの郵便局へ聞きに行きました。(オンラインで追跡出来ますが、その時点ではミラノの支局を発送となっており、そこから1週間以上経過していました。電話での問い合わせは、何時も話中です。)昔と違い、番号札を取って順番を待つシステムになっています。改良されたのはその部分だけです。局員の態度が酷いのは全くかわりません。”こちらが何か悪い事でもしたの?”って聞きたいくらいの気持ちにさせます。窓口に客がいないのに携帯をいじっていたり、他の局員と私語をずーと続けていたりしています。その支局は比較的大きく50人位は余裕で入れる広さです。窓口も14個ありますが、実際に稼働しているのは3つだけでした。(こんなのが普通です。何故、他の窓口に人がいないのか?誰に聞いてもわかりません。)(これは2018年の話です。)

で、事の経緯と送り状を見せました。そこでPC画面を操作して調べていました。結果、その場では直ぐにはわからない、との返事でした。で、”どの位の日数が掛かるの”って聞いたところ” ”2~3日にはわかるから、メールで返事をするからメールのアドレスを書いて”と言われ、メールアドレスを記載してその場をさりました。(紛失したのかと心配になりました)

3日後にメールではなく、手紙が郵便局から来ていました。そこに記載された内容は、”調査した結果、配達員が不在票を置き忘れて配達物を持ち帰り、そのまま放置していました。そして、既に、日本向けに返送されました” ”配達員が不在票を置き忘れた事が事実として判明しており、貴方は、この件に関して訴える事が出来ます”との予想もつかいない、凄まじい内容でした。

日本から送ってもらったのは、書類でした。訴えたところで慰謝料請求?して、とてつもなく長い期間の訴訟になる事はイタリアですから容易に想像がつきます。また、郵便局へ文句を言いに行ってもどうせ”私は知りません”となる事もわかっています。とにかく、返送されてしまったので、送り主へ連絡し普通郵便で送る様に頼みました。日本-イタリア間を一往復半して漸く手許に書類が届いたのは2月経過した後でした。

郵便局、警察にしても責任箇所と言うか誰も責任感なんて感じません。クレームを言っても無駄です。無駄と言う言葉は使いたくないのですが、これは本当に無駄です。だから、問題が発生してどう対処するか?を自身で考えて行動しないと解決しないどころか悪い結果になってしまう事さえあります。

ここで記載した郵便局での事件は大きな氷山の一角に過ぎません。イタリア人でさえ、郵便局には辟易しています。留学でイタリアに来る方は、郵便局は避けては通れませんね。滞在許可書申請時に利用します。怖がる事はありません。漏れなく書類を記載し必要書類や写真を添付して提出するだけです。

ロックダウン中でもロックダウンが緩和されても郵便局の対応は。。。

↑の写真は、10月中旬でロックダウンが緩和している時のものです。郵便局へ入るには長い列を並ばないとなりません。ロックダウン中であれば、薬局やスーパー等、店内が一杯になる場合は、外に並ぶ様になっていますが、ロックダウンが緩和された状況ではどこの店も入口での消毒と他人との1.5mの距離を開ければ店内に入れます。しかし、郵便局は、ロックダウンが緩和されても中に入るのは数人に規制しています。ロックダウン緩和状態でこの様になっているのは郵便局だけです。中の様子が見えない様にブラインドも閉めています。(コロナ感染前は外から中が見える様になっていました)家の近くの2軒の郵便局の両方共にこの様な状態です。大きな支局ではありませんが、両方共に20人位は余裕で入れます。中に入ると、10席以上の椅子があり、一席置きに”座らないでください”印がしてあります。しかし、実際には、局の中へ入れるのは窓口+2~3名なので(計6名程度)、座って待つほどではありません。つまり、本当は中で窓口+20名が待てるのに、外に並ばせているわけですね。中は20人入っても密にはなりません。窓口は10個あっても、開いているのは2~3個です。

イタリアの郵便局は改革するとかで大分以前にテレビでやっていました。コマーシャルを大々的にしたりロゴに色を変えました。しかし、何も変わっていませんね。

イタリア-コロナ-2020/11/17

イタリアのコロナウイルス感染状況 

コロナ禍にて亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

2020年11月17日 イタリアでは

感染率が17%前後です。 

一日の感染者が3万人~4万人で推移 (検査数が一日15万~25万人行っています。)

一日の死者が500人前後

イタリアは、3月から5月に第一波がありイタリア全土で厳格なロックダウンを行いました。その時と比べると感染者の数が膨大に膨れています。死者の数もその頃と同じレベルになってきました。

検査数が非常に増えているから感染者数もそれに比例して増えているわけですが、問題は死者の数が第一波の頃に近い数字になりつつあります。感染者数からの致死率は大分下がっていますが、感染者の絶対数が多いので死者の数も増えています。

ミラノを含む北西部、フィレンツェ、ナポリ他は、最も状況が非常に深刻な地域としてレッドゾーンに指定されています。原則外出禁止。しかし、第一波時のロックダウン程には厳格ではなく、商店やレストラン(テイクアウトとデリバリー可能)以外の事務所等はやっています。(銀行等は完全予約制)従って、日中は、人や車も通常よりは少ないですが出ています。街をまたいで移動する為には自己申請書の携帯が必須。(やむを得ない事情等)

何故こんなに感染が拡大したか? 確かな事はわかりませんが、気温が低くなり乾燥するシーズンになって急激に感染が拡大しました。長い夏季休暇でイタリア人がバカンスを楽しむ為に移動しました、その為、南部からシシリア等に至るまで感染が広がりました。

気が付いた事として、多くの子供がマスクをしていません。(子供が嫌がるから親がさせない?)バスや地下鉄の中にて携帯電話で話をしています。人によってはマスクを外して携帯電話をしています。僅かなまわりへの気遣いがあるかないかで感染拡大に至る大きな要因でもあると思います。

ロックダウン反対のデモや暴動もありましたが、現在は、小規模なデモだけで暴動はありません。(デモは無許可です)

イタリアは、第一波で多数の死者を出しました。今回の第二波でも同じレベルの死者数を出しています。原因は、医療従事者の不足等があげられていますが、それだけではない気がします。

日本からの旅行者は、イタリア国内入国時に自己宣誓書の提出、公的な交通機関の使用禁止と14日間の自主隔離が義務付けられています。

各種国際見本市も中止や延期(期限なし)となっています。

人へ移さない様に意識しても難しいものですね。でも、早く収束して欲しいと願うのは誰もが同じだと思います。