イタリアのコロナウイルス、

イタリア コロナウィルスとグリーンパス

6っか月ぶりの投稿です。実は、体調を崩して入院をしていました。その件は別に記載します。

さて、イタリアのコロナウィルスとEUグリーンパスに関してお話します。

2021年8月5日現在、陽性者6,590人 陽性率2.6%。

ワクチン接種率 1回目終了64%, 2回目終了53.8%となっています。

陽性者は、サッカーのヨーロッパカップが終了した辺りから一気に感染者数があがりました。イタリアが優勝しましたからね。人との間隔どころかマスクも付けずに大騒ぎしていましたから、当然ですね。但し、陽性率が2.6%と低い水準です。イタリアはワクチン接種が多かったのは6月から7月ですから、アメリカやイギリスに比べて未だ予防効果高かったのかと思います。

日本は、物凄い勢いで感染が広がっていますね。8月4日時点で14,000人の感染者で陽性率が何と11.9%と危険水位の5%の倍以上となっています。(東京の陽性率は20%を超えてかなり危険を超えてヤバい状況です。)

EUでは、各国のコロナ感染にあわせて色別に危険度を区分けしています。つい、一月前までは、日本は安全国グループ内となっていました。8月4日時点でもその変更はありません。しかし、EUは、数週間単位で基準を変更するそうです。従って、日本の現在のコロナ感染状況だとほぼ確実に危険国ゾーンに入れられてしまうと思います。そうなるとどの様な事になるかと言うと、現在、日本からイタリアへの入国はワクチン接種証明又はPCR検査の陰性証明で隔離無しでした。しかし、危険国ゾーンになると、それらがあっても7日間又はそれ以上に入国後の自主隔離が必要になります。折角、日本からの観光客受け入れに積極的だったイタリア経済としては非常に残念な事ですね。(イタリアで隔離、日本帰国で隔離では仕事になりせんね。)

8月4日時点で日本のワクチン接種証明の受け入れを発表したのは5か国のみです。フランスやドイツはそこには入っていません。その理由は、この手の事柄は相互的であるのが国際ルールです。日本側がフランスやドイツから接種証明を持って入国しても隔離が必要とする以上は、フランスやドイツも日本からの旅行者に対して同じ制約を課す事になります。

EUグリーンパスが導入されました。イタリアでは1回でも接種が完了するとこのパスが発行される様です。但し、1回の接種(J&J等一回の接種でもOKなワクチンもあります)では活動範囲がかなり限られてしまいます。

イタリアは、8月6日からEUグリーンパスが本格始動します。レストランやバーの店内、スポーツジム、映画館、劇場、そして、公共交通機関でもこのグリーンパスがないと入れません。1回の接種でもOKなところと2回接種していないとダメなところがあります。(48時間以内の陰性証明でもOK)接種をしていない人達には非常に生活し難い環境となってしまいます。違反に関しては、客と受け入れ側の双方に罰金があります。受け入れ側が3回違反を繰り返すと営業停止になります。接種対象となっているのは12歳以上と言う事もあり反対者も多数います。イタリア中の都市で大きな反対デモが繰り広げられています。(フランスも)

グリーンパスがあればEU内ではコロナ前の様に自由に行動出来ます。(但し、感染が拡大した国からの入国は同じEU内でも規制される場合もあります。)しかし、270日と言う期限がある上に、検査で陽性になった場合は、グリーンパスが失効されます。(EU内の検査)

人とウイルスとの闘いは一体いつまで続くのでしょうか?先進国の多くはワクチン接種に依って重症化を防ぐ事が出来る様になりましたが、一方、開発途上国の接種率は低くアフリカに至っては殆ど実行されていないレベルです。もし、接種が遅れている国や地域で更にウイルスの毒性が強く変異した場合は一体どうなってしまうのでしょうか。

本日の日本のニュースで軽症者や中程度の症状者は自宅療養に成るとの事です。イタリアは、自宅療養で家庭内感染が激増しました。その当時、医療体制は完全に崩壊して、コロナのホットラインも救急車も電話につながらない状況でした。亡くなった方が凄く多かった事から火葬場での処理が追い付かい程でした。そんな様子を毎日テレビのニュースで見ていました。身近で起こっている事ですから、本当に怖いの一言でした。イタリア人の誰もがそう感じていたと思います。

外ではマスクを外しても良い事になっていますが、年配者は接種完了してもマスクをされている方が多いです。若い層はマスクを外している人を多く見かける様になりました。コロナ感染拡大が始まって1年数か月経過しており、自分は、感染しても発症しないと思っている人が多い様です。それは、どこの国でも同じでしょう。若い層の半分位は接種を完了していませんのでデルタ株が再び感染拡大する事になるかもしれません。そう言った事もあっての生活の中でのグリーンパス始動なのでしょう。

イタリアのクリスマス- コロナ禍

コロナ禍でクリスマスの飾りが激減したイタリアのクリスマス

イタリアのクリスマス
ミラノ 2020年12月12

例年だとミラノの小さな商店街でも綺麗なクリスマスの飾りが見られます。今年は、飾りの無い通りが殆どです。イタリアはコロナで亡くなった方が非常に多い事から今年は色々な意味で静粛なクリスマスになるようです。コロナウィルス第三波の11月から非常事態宣言が続いており人出も激減しています。↑の写真は、ミラノで最も人が多く集まるアーケードの中心です。例年だと年末のアメ横の様に混雑していますが、今年は3割程度の人出だと思われます。観光客が全く居ないわけですから、こうなりますね。

12月12日現在、ミラノのあるロンバルディア州は、本日からコロナウィルスの危険度が黄色になりました。以前のブログで記載しましたが、危険度は、黄色‐オレンジ‐赤となっており黄色は最も緩い規制です。それでも、非常事態宣言には変わりはないので夜間10時以降の外出禁止は同じです。

12月21日から1月6日迄、州を超えた移動を禁止。12月25、26、12月31日は、市を超えた移動禁止となっています。

2020年12月12日

EU圏の移動は自由なのですが、どこの国も感染が拡大しており国に依っては入国時にPCR検査陰性証明(72時間以内のもの)が必要です。感染拡大地域からイタリアへの帰国も検査証明等が必要になっています。ヨーロッパ各都市の美術館等も閉館していますし、イタリア同様に夜間10時以降の外出禁止を行っている国が殆どなので旅行しても観光したりレストランで食事を楽しむと言う事は出来そうにありませんね。

例年でのヨーロッパのクリスマスは

日本と比べて静かです。公共交通機関の最終も早いです。25、26日は、殆どのお店が閉まっています。

イタリア人は、クリスマスをどの様に過ごしているのか?人に依りますが、多くの人が家族と家で過ごす事が多いです。友達を招待又は招待されて家でのクリスマスパーティー。24日の晩からひたすら食べて0時に教会へ行き、家に戻ってまたひたすら食べる。25日の昼に教会へ再び行き、家に戻って家族で食事、そんな感じでしょうかね。クリスマスは家族と一緒と言うのが一般的です。

レストランで過ごす方も少なくありません。24日はクリスマスディナー、25日はクリスマスランチ。どちらもレストランでのクリスマスメニューは決まっていて、ワインが付いたセット料理となります。

何を食べるのか?クリスマス一月前辺りからスーパーの食品売り場には、羊と七面鳥が非常に多く並びます。それと、パネットーネ、パンドーロ、チョコレート類が一気に増えます。パネットーネ、パンドーロと言うのは円錐の様な形をしたパンケーキの様なものです。日本のクリスマスケーキは、クリスマスの日に食べるわけですが、イタリアではお祭りの時期になるとパネットーネとパンドーロを毎日ひたすらに食べます。羊の肉やターキーは聖書に由来したこの時期の食事です。これも、クリスマス前からひたすらに食べています。日本の様におせち料理的なものはありませんが、流石にクリスマスの時期は、普段売っていない高級食材もスーパーに並びます。チョコレート類が増える理由はわかりませんね。普段甘いものを我慢しているところをクリスマスくらいは自分に又は子供へと言ったところでしょうかね。イタリア人に聞いてもわからないと言う返事でした。

クリスマスプレゼント。イタリアは、家族は勿論、友達や仕事の取引先と多方面に渡りクリスマスプレゼントを交換します(贈り贈られ)。例年だと12月初頭からクリスマス迄は一年で最も物が売れる時期です。先日、財布を買いにブランド店へ行きましたが、コロナで入店規制していました。一時間以上並ぶ感じだったので諦めました。今年は、オンラインでのプレゼント買いが多い様です。イタリアは配送に問題があるので、オンラインでもこれから(12月中旬)だと商品に依ってはクリスマスに間に合わないでしょうね。

元々、我慢をするのが苦手なイタリア人ですので、かなり皆、コロナ禍規制でストレスが溜まっています。クリスマスパーティーでコロナ感染が再び増える様な気がします。

ここで一旦、今回のブログのタイトル イタリアのクリスマスを終えていたのですが、様子が全く異なって来たので追記します。

la repubblica紙より

↑の写真は12月14日のミラノ中心街です。あれっ?前日まで3割程度の人出だったのに。

12月14日から殆どの地域が最も緩い規制の黄色ゾーンになりました。政府は、感染率など幾つかのポイントが下がっている事から規制を緩和したとの事です。しかし、感染者は、相変わらず1日 12,000~20,000人、死者数は一日で450~850人出ています。ドイツ等は、これよりも低いのに規制強化して来年までロックダウンしました。

しかし、それにしても緩和したからって、まるで堰を切った様にミラノ中心地に人が流れ込んだ感じですね。12月21日から州を超えての移動が禁止になります。従って、ミラノのあるロンバルディア州外の人たちは、今の内にミラノに買い物に行かないとなんて思った人達が。。。。それが↑の写真なんでしょうね。この状況写真を見せられたら流石に行く気は失せると思うのですがね。なんて事は考えないのでしょうね。日本と異なり、政令で禁止となれば罰則がつきますから誰もが守ります。それが無くなると一気にこんな風になってしまいます。各自が自粛しなければ、なんて余り考えない人が多いのかもしれませんね。

それにしても、年末から来年初頭には一気に感染者は拡大してしまいそうですね。そうすると、また、ロックダウンして。それの繰り返しになりそうですね。

我慢が苦手なイタリア人なんですよね。

イタリア-コロナ-2020/11/17

イタリアのコロナウイルス感染状況 

コロナ禍にて亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

2020年11月17日 イタリアでは

感染率が17%前後です。 

一日の感染者が3万人~4万人で推移 (検査数が一日15万~25万人行っています。)

一日の死者が500人前後

イタリアは、3月から5月に第一波がありイタリア全土で厳格なロックダウンを行いました。その時と比べると感染者の数が膨大に膨れています。死者の数もその頃と同じレベルになってきました。

検査数が非常に増えているから感染者数もそれに比例して増えているわけですが、問題は死者の数が第一波の頃に近い数字になりつつあります。感染者数からの致死率は大分下がっていますが、感染者の絶対数が多いので死者の数も増えています。

ミラノを含む北西部、フィレンツェ、ナポリ他は、最も状況が非常に深刻な地域としてレッドゾーンに指定されています。原則外出禁止。しかし、第一波時のロックダウン程には厳格ではなく、商店やレストラン(テイクアウトとデリバリー可能)以外の事務所等はやっています。(銀行等は完全予約制)従って、日中は、人や車も通常よりは少ないですが出ています。街をまたいで移動する為には自己申請書の携帯が必須。(やむを得ない事情等)

何故こんなに感染が拡大したか? 確かな事はわかりませんが、気温が低くなり乾燥するシーズンになって急激に感染が拡大しました。長い夏季休暇でイタリア人がバカンスを楽しむ為に移動しました、その為、南部からシシリア等に至るまで感染が広がりました。

気が付いた事として、多くの子供がマスクをしていません。(子供が嫌がるから親がさせない?)バスや地下鉄の中にて携帯電話で話をしています。人によってはマスクを外して携帯電話をしています。僅かなまわりへの気遣いがあるかないかで感染拡大に至る大きな要因でもあると思います。

ロックダウン反対のデモや暴動もありましたが、現在は、小規模なデモだけで暴動はありません。(デモは無許可です)

イタリアは、第一波で多数の死者を出しました。今回の第二波でも同じレベルの死者数を出しています。原因は、医療従事者の不足等があげられていますが、それだけではない気がします。

日本からの旅行者は、イタリア国内入国時に自己宣誓書の提出、公的な交通機関の使用禁止と14日間の自主隔離が義務付けられています。

各種国際見本市も中止や延期(期限なし)となっています。

人へ移さない様に意識しても難しいものですね。でも、早く収束して欲しいと願うのは誰もが同じだと思います。